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2019年10月09日(水)

秋のキノコとお皿作り。木工旋盤の基礎1の製作実習

少しずつ、涼しい日が増えてきました。学校も後期の授業が始まり、1年生は木工旋盤の実習を行いました。今回、授業直前に機械の破損が発覚して修理に追われたのですが、旋盤の機械でお世話になっているナカジマウッドターニングスタジオさんに素早い対応を頂けたおかげで授業は支障なくスタートすることができました。いつもありがとうございます。

木工旋盤センターワークの荒削り

センターワークの荒削り。この枝からキノコを作りました。

木工旋盤は材料(ワーク)を回転軸に取り付け、クルクルまわしながら刃物で削り出してコマやお皿を作る木工機械です。木工技術を学べる学校は色々とありますが、指物家具を主とした学校では別体系の木工技術と捉えていて、木工旋盤は扱っていないところもあります。アカデミーでは指物系から木工旋盤まで広く学ぶことができるのが特徴です。

センターワークで作ったキノコ

センターワークで削り出した木のキノコ。上下にかさがあるのはご愛敬。

木工旋盤(ターニング)は揃える機械が少なくても作品作りが可能という点から、アマチュア木工家にも人気が高い分野です。岐阜県内では、一般の方にも木工旋盤が体験ができるよう入門コースを設定している木工教室もあります。

簡単な工程でシンプルなボウル作り

木工旋盤1の授業では比較的簡単な工程で作ることができるボウルを完成させます。

木工旋盤の基礎1では、センターワークでのコマ(キノコ)作り、フェイスワークでのボウル作りを行います。機械の説明も含め、それぞれ1日づつの授業ですが、安全な作業のポイント。切削面をきれいに仕上げるベベルラビングのポイントなどを中心に指導を行っています。

ボウルの内側を削り出す

フェイスワークの加工。ボウルガウジを使い、器の中を掘っていきます。

まだ取り組み始めたばかりの学生には、なかなか難しい部分もありますが、時間をこなすうちに徐々に注意するポイントがわかってきます。授業の中でできるようになった部分、まだまだ課題のある部分が見えるようになったところで授業の枠はひとまず終了しました。

少し深めのお皿ができました

材料の厚みの制限もあって、ボウルとお皿の中間くらいの器ができました。

器の内側の挽目が少し残ってしまいましたが、初めての器が無事に完成しました。工房には、木工旋盤に使えるサイズで出た端材をストックしていますので、学生達には今後も練習に取り組んでいってもらいたいですね。木工旋盤の基礎2では、お椀づくりと平皿づくりに取り組む予定です。そちらも頑張りましょう!

木工専攻 講師
前野 健


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