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2020年11月09日(月)

2020「生き物の切り絵をつくろう!」実施しました!

今年も「秋のきのこ展」(@翔楓祭11/7, 8)に合わせて、切り絵の講座を行いました。昨年同様生き物全般を対象とした「生き物の切り絵をつくろう!」として開催しました(紙を折りハサミで切るので、一般的には「切り絵」というより「切り紙」です)。

最初は簡単に二つ折りにした折り紙を使って、きのこの形を切ってもらいました。さらにドングリのできる木(ブナ科)の林に行くときのこがたくさん生えるといった話をして、ドングリの中にきのこが入っているデザインを切ってもらいます。その後、さらに折り方を変えて四つ折り、六つ折り、十折りした紙を切ります。他にもカニやカブトムシ、クワガタなどはお子さんには人気のようでした。

切り絵の様子

頑張ってちょきちょきと切っています

切り絵記念撮影

できた作品は額縁に入れてお持ち帰り。頑張って作りました!

切り絵記念撮影切り絵記念撮影2

小さい子供さんも頑張りました(お父さん、お母さんも)!ちゃんと持って〜

小さなお子さんも、お母さんやお父さんに助けてもらいながらも頑張って作ってくれました。切り絵作りを通して生き物の体の作りや生き様に興味を持ってもらえたらと思っています。

きのこやどんぐり切り絵

どんぐりやきのこ、単純ですが、背景の色を変えるだけでも表情が変わります。

出来上がった作品だけを見ると大変なように見えますが、折った紙を切っているので実はそれほど手間ではありません。また折ったものを切るやり方は線対称の生き物をデザインするのには向いており、体の作りをうまく表現できるのです。さらに折り方を変えることで、パターンの繰り返しが変わって、出来上がって紙をひらく瞬間は楽しい気持ちになるはずです。

このような生き物を取り入れた作品づくりは、モチーフとするものをじっくり見る良い機会を提供してくれます。きのこや昆虫、魚など身近な生き物に目を向けて、これからも是非チャレンジしてください。さらにそこからその生き物そのものや彼らが暮らす自然環境にも興味を持ってもらえると嬉しく思います。(津田 格)