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2020年11月09日(月)

2020「秋のきのこ展」、今年も開催!ご来場ありがとうございました!

11/7(土)、8(日)の2日間に開催された森林文化アカデミーの学園祭(翔楓祭)に合わせて、今年も野生きのこの展示を行いました(オープンカレッジの1企画として実施)。展示したきのこは例年通り美濃地方で秋に見られるもので、当然生のもの!種数は昨年より若干少なめでしたが、66種を準備できました。展示前の約一週間の学生実習などで多くの種を採取し、展示しました。

学生によるきのこ採集写真

きのこの実習などで採集しました

ムラサキシメジ写真

実習で見つかったムラサキシメジ。晩秋のきのこです。

来場された方の多くが、これだけのきのこが並んでいることに驚かれていました。しかしあまり気に留めていないだけで、身近な公園や林の中、あるいは歩道の植え込みなどにも様々なきのこが存在しています。秋、あるいは梅雨時などであれば少し探すだけで20~30種類くらいは容易に集めることができると思います。複数の人でもう少し時間をかけて集めた結果がこれらの展示となっているわけです。

そしてこれらのきのこは森林生態系の中で様々な役割を持ちながら生活し、さらに人間には秋の味覚として利用されたりもしています。今回の展示を通して、身近な森林の豊かさやその恵みについて気づき、考えていただけると幸いです。

きのこ展写真

集めてきたきのこがずらっと並びました!

ムラサキシメジの展示

展示されたムラサキシメジ。この色で食用ということに驚かれる方が多かったです。

今回の展示には記帳していただいただけで126名の方々にご来場いただきました。また展示したきのこの収集にあたっては、森林文化アカデミーのエンジニア科、クリエーター科の在校生やオープンカレッジのきのこ講座の参加者の方々にも協力してもらいました。来場していただいた方々、協力していただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。(津田 格)

 

(以下、展示したきのこです。五十音順)アイカワタケ、アイカワタケ(ヒラフスベ型)、アオゾメタケ、アカヤマタケ、アズマタケ、アミタケ、アラゲキクラゲ、イッポンシメジ、ウチワタケ、オオワライタケ、オシロイタケ、オソムキタケ、カイガラタケ、カワラタケ、キイロアセタケ、キチチタケ、キッコウスギタケ、キハツダケ、キララタケ、クサウラベニタケ(広義)、クチベニタケ、クリタケ、コツブタケ、コフキサルノコシカケ、シイタケ、シラタマタケ、スギエダタケ、スギヒラタケ、スミレウロコタケ、ダイダイタケ、チシオタケ、チャウロコタケ、チャカイガラタケ、チャツムタケ、ツガサルノコシカケ、ツチグリ、ツヤウチワタケ、ナメコ、ナラタケ、ニガクリタケ、ニクウスバタケ、ニワタケ、ヌメリイグチ、ネンドタケ、バカマツタケ、ハカワラタケ、ハタケシメジ、ハチノスタケ、ハナウロコタケ、ハナオチバタケ、ハナビラタケ、ヒイロタケ、ヒイロチャワンタケ、ヒメカンムリツチグリ、ヒメワカフサタケ?、ビョウタケ、ヒラタケ、フウセンタケ属の一種、フタイロシメジ、ベニタケ属の一種、ホウロクタケ、ホコリタケ、マンネンタケ、ムラサキシメジ、ヤブレツチガキ?、ロクショウグサレキン、ワサビタケ