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2022年11月21日(月)

第8回全国林業大学校対抗伐木選手権in森林文化アカデミー開催!

2022年11月17日~18日の2日間にかけて第8回全国林業大学校対抗伐木選手権が行われました。今年はコロナウィルスの拡大状況を鑑み、長野県林業大学校さんが急遽参加できないことになり、京都、岐阜の2校での開催となりました。

 

長野県林業大学校の皆さんも今日のために、必死に練習してきたことを考えると無念ですが、2校の選手のみんなが盛り上げていい大会にしてくれました。

 

初日はアカデミー33haの演習林を利用して、オリエンテーションを行いました。各校のチーム別れて演習林のポイントを巡ります。地図を見ながら各ポイントを巡り、クイズを解いていきます。

 

アカデミー演習林の最上部鉄塔ポイント箇所です!よくたどり着きました!

 

2日目の伐木選手権、全7競技の競技をダイジェストで!

 

【着脱競技】

JLC日本伐木選手権と同じで、タイムを計測して得点を出します!

優勝はアカデミー蒲選手!タイムは18.03秒!

 

【合わせ切り】

7°に傾けた2本の丸太を下から切り上げ、上から切り下げ、タイム、段差、角度を計測します。

こちらもJLCと同じルールで、タイム、角度、段差から得点を出します。

アカデミー曽我選手ペナルティでマイナス50点となりながらも、2位と健闘です!

 

 

【ロープ上げ競技】

固定した4.2mの丸太にロープをかけて、輪っかを上に上げます。伐倒作業に必要な技術です。

3人のリレー競技で、見事アカデミー佐々木・高木・伊藤選手が優勝です!

【重機競技】

5段の丸太をいかに早く積み上げるか!今年からの新規競技です!

アカデミー梅藤選手、55秒と他の選手に15秒近くの差をつけ圧勝です!

 

【薄切り競技】

いかに薄く輪切りをするかというこの競技、水平切りの精度とチェンソーコントロールが求められます!

なんとすべての選手が5~6mmの間という、超接戦!アカデミーは平均で0.2mm差で敗れました!

 

【枝払い競技】

6mの丸太に刺さった30本の枝を切り払います!JLC日本伐木選手権では、枝の配置があらかじめ決まっており、今回も同じパターンでの競技です。タイムもさることながら、いかに伐り残しを少なくするか、幹へのえぐりを少なくするかが求められます!

アカデミーの落合選手、由留木選手、宮川選手、合計で800点を獲得!落合選手は376点という高得点です!

 

【伐倒競技】

最終競技は伐倒!一人ずつマストツリーを0.50のスイングヤーダを使って設置していきます!

このマストツリーはなんと22m!今日の大会のために演習林から3本を搬出してきました!

地面に穴をあけてそこに差し込んでいます

最終競技を行うのはアカデミーの佐藤天翔君!見事、杭の間に収まりました!

総合優勝は…

最後の最後まで優勝が決まらないとう超接戦!最後の制したのは、京都林大さんです!

表彰状をよくご覧ください!木にレーザー加工しています。選手としては出場しない斎藤君、日下部君が頑張ってデザインして作成してくれました。ありがとう!

アカデミー残念!!

ですが、今日の日まで練習してきたこと自体が大切なこと。そして今回、大会に参加することが出来なかった長野林大の選手のみんなの思いを受けとめて、アカデミーと京都林大の選手は精一杯プレーしました。また来年3校で開催することを心待ちにしています!

皆様、お疲れ様でした。

 

最後に今回の大会に協賛いただきました、

株式会社 スチール様、ハスクバーナ・ゼノア株式会社様、岐阜県森林組合連合会様、株式会社 東陽様、株式会社 アキラ商会様、有限会社 西山商会様、株式会社 モンベル様、株式会社 ユーエム工業様、株式会社 ヨシカワ様(順不同)

大変ありがとうございました。ここに感謝申し上げます。