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2022年03月08日(火)

第20期生の卒業式が行われました

 3月7日、森林文化アカデミー第20期生の卒業式が行われました。

 今から2年前の4月、新型コロナウイルス感染症の拡大から全国に緊急事態宣言が発令され、森林文化アカデミーでは5月31日まで休校措置が取られ、第20期生は入学式を行っていません。

 その後もコロナ禍での授業が続き、コロナ感染対策の徹底や度々のリモート授業、またコロナ感染による自宅待機などコロナに翻弄された2年間でした。現在も岐阜県にはまん延防止等重点措置が発令されておりますが、入学式を行っていない卒業生に卒業式をとの思いから、マスクの適切な着用や手指消毒のための消毒薬の設置、会場の十分な換気など感染拡大防止の措置を行うとともに、在学生や来賓の参加の取りやめ、保護者の参加人数の制限、会場の椅子の間隔を空けて、参加者間のスペースを確保するなど開催方法を工夫することで何とか卒業式を挙行することができ、森と木のエンジニア科24名、森と木のクリエーター科15名の計39名の卒業生が巣立っていきました。

式辞を述べる涌井学長

 涌井学長からは式辞の中で、社会人として、本学で培った多くの仲間と連携しつつ、学びの成果を各々の立ち位置から実践して下さい。我々は我々で今日以降も諸君の永遠のパートナーであることを深く認識し、諸君の誇りや更なる学びの欲求にしっかりと対応する努力を怠ることはありません。諸君が現実の壁に懊悩した折には、僅かな時間でも本学に立ち寄って下さい。諸君を振るい立たせる妙薬になることでしょう。と卒業生を励ますお話がありました。

学長から卒業証書を受け取る森と木のクリエーター科総代の齋藤智比呂さん

学長から卒業証書を受け取る森と木のエンジニア科総代の斎藤公平くん

答辞を述べる森と木のクリエーター科の早矢仕玄さん

 また、卒業生代表で森と木のクリエーター科の早矢仕玄さんは、「これから僕たちが取り組む社会の課題は、「一人ではどうにもできない」と思ってしまうような地球規模の課題です。そんなときこそ、涌井学長から頂いた「一隅を照らす」の精神で、目の前の現実に誠実に向き合い、自然や社会を豊かにしていく仲間を少しずつ増やして、未来の地球を皆で作っていこうと思います。」と決意を述べました。

第20期森と木のエンジニア科24名と教員

第20期森と木のクリエーター科15名と教員

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!

                                 事務局 井戸