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2018年02月21日(水)

立木乾燥させたスギ伐採とタワーヤーダ集材

 みんさん、JIRIです。本日は2017年06月15日(木)に紹介した「梶本式立木乾燥法」処理木の伐採とラックスラマコ・タワーヤーダ集材の実習を実施しました。

 最初に日の作業内容の確認をします。本日も吉野の川上村から梶本さんがお越し下さり、伐採に立ち会ってくださいました。

 伐採前に、受け口作りを復習してから、チャレンジです。

 受け口を作った近重くんは、折尺で受け口の方向が伐倒方向と一致しているのか確認しています。

 受け口は下側も、わざと切り上げる形にしてあります。

 伐採が終われば、次は玉切りです。どのようにチェンソーを入れなければ、ガイドバーを挟んでしまうのか。考えているのですが、その通りには行きません。

 梶本式立木乾燥法を施したものは、いつもと心材も辺材も水分率が低く、切り粉も乾いていました。

 白線帯近くの色の出方が、立木乾燥処理木特有です。

 切り株に立木乾燥のためにチェンソーを入れた孔は見られます。

 この立木には3カ所の孔が開けられていました。

 望月くんも受け口を修正中です。斜め切りの角度は70度程度としています。

 立木が伐採時に最後まで、「ツル」でコントロールされるよう大きく作っています。

 伐採した立木は狙い通りに、横方向に倒れていきました。

 狙い通りに望月くんも「にんまり」していました。

 伐採された木材は4mに玉切りされていますが、それをタワーヤーダで集材します。

 このトラクターの左側にタワーが立っています。

  これはチェコ共和国のメンデル大学製のラックス・ラマコです。トラクターのエンジンで集材します。丸太はオートチョーカーで簡単に外されます。

        

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。