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2018年03月27日(火)

森のようちえん「森のだんごむし」今年度は、子ども6人とお母さん3人が卒園!

今年で9年目(お散歩会から数えたら10年目!)の活動を迎えている森のようちえん「森のだんごむし」。数えてみたら今年度も196日も森の中で活動していました。先週3月22日には、6人の子どもたちと3人のお母さんが元気に卒園。3年間、アカデミーの森に見守られながら育った子供たち、おかげさまで本当に大きくなりました。

「裸足で野山を駆けまわり、ミミズもカエルもお友達」のフレーズで始まる森のだんごむしの歌を歌っては森の中に入り。。。

面白いものはないかと眼をギロギロさせて森の中を見て歩いたり、
時にはお弁当食べるのを忘れるくらい何かに夢中になって遊んだり、
来る日も来る日もお店やさんごっこをしていたり、
ハンモックに揺られたり、
ただただお友達と手をつないで坂を駆け下りるのが楽しかったり
焚き火の火をいじり続けたり。。
泥団子こね続けたり。。。。

森の中で、子どもたちは自由で、気ままで、そのものです。
自らの体の中に備わっている、なんだか「命の源」みたいなもののとんで
もない力が溢れ出て来ちゃってて、それらをいろんな方法で試したくて仕方
ないような、そんな素敵なパワーが森の中でグングン開花していくのを見て
いるのがとても楽しみでした。

そしてそうした光景を目の当たりにする度にやっぱり森は子ども達の成長の
場としてとっても適した場所の一つだなぁとつくづく感じさせられました。

もちろん良いこと素敵なことばかりではありません。
途中でいざこざも、たくさんあります。
悲しかったり、辛かったりすることもあります。
あちゃ〜、また失敗した〜とか、素直になれんなぁ〜〜。。なんてことも
よくあります。
でもそれも含めて、ベタな人間らしさがあっていいなぁといつも思います。
森では失敗も素直に受けとめられるのかもしれません。

そんな毎日が、年間約200日、3年間で約600日。 現在はアカデミーの生涯学習講座に位置付けられているこの森のようちえん「森のだんごむし」、子どもたちにとっての生涯学習であることはもちろん、自主保育を運営しているお母さんたちのための「学び」と「成長」の場でもあります。いや、むしろどちらかといえば私を含めこの活動に関わる大人たちにとっての学びの場であることの意味の方が、子供にとってのそれよりもはるかに大きいのでしょう。

今年卒園されたお母さんたちも3年間で(5年間とか10年近い人もいます)色々なことを感じ、学んでいかれたことでしょう。ありがとう!& お疲れ様!

親子で参加する長〜い(短くても3年間600日!)生涯学習講座、皆さんもいかがですか?

なんちゃって先生  萩原ナバ裕作