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2016年05月17日(火)

造林の授業(番外編)コンテナ苗を見る

クリエーター科1年生を主な対象とした『造林の基礎』という科目があります。先週から始まって、今日は2日目。といっても2コマずつの授業運営なので、本日は3・4コマ目ということになります。

この科目では、針葉樹人工林の一斉林施業を主に学びます。先週はイントロダクション(施業と作業、施業基準・施業体系)と林木育種で2コマ、本日は林業種苗で2コマでした。本当は、地拵え・植栽も予定していましたが、苗木の話だけで2コマを使ってしまいました。

植樹造林にとって、苗木はとても重要です。その苗が何十年、ときには百年以上、林地に生態系を形成しながら育ち、最終的に木材となるのです。もちろん育て方も重要ですが、その苗が何者であるのかや、苗として良いものかどうかが大切なことも自明でしょう。

苗の起源(実生/さし木)、苗の形態(裸苗/ポット苗/コンテナ苗/チューブ苗)、良い苗木の形、林業種苗法と苗木の配布区域制限、県内の樹苗需給状況、最近なにかと話題になるコンテナ苗事情などが、授業の内容です。

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授業を終えた後、ちょうど、たまたまなのですが、隣接する森林研究所で翌日の試験に使うヒノキのコンテナ苗の準備をしているのを目にし、夕方に残っていた学生を連れてそれを見学させていただきました。

通常のコンテナ苗(150cc ・300cc/各種の育苗件)、Mスターコンテナ苗(3種類の根鉢サイズ)と、様々なコンテナ苗を見ることができました。さらに、現物を前に、コンテナ苗の育成、山での植栽行程、植栽後の成長などについて、話を伺うこともできました。

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別の機会に育苗中のコンテナ苗を観察するつもりではいたのですが、授業の中身を忘れていない(たぶん)うちに現物を見ることができ、学びが深まったことと思います。今日、見られなかった学生さんも、こんど触らせてあげるから許してね。

 

報告:横井秀一


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