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2019年01月28日(月)

第6回岐阜県域農林業教育システム研究発表交流会

1月26日(土)岐阜大学応用生物科学部において、岐阜県内農林関係の高校生と専門学校生による研究発表が開催されました。

発表件数は全部で58件あり、あらかじめ6分野の研究テーマに分けられた分科会で、1人10分の持ち時間で発表と質疑応答を行い、審査を受けるというスタイルで進行しました。

岐阜大学 森脇学長あいさつ

森林文化アカデミーからは、森と木のエンジニア科2年生の3組がエントリーし、これまでに取り組んできた活動の成果について発表しました。

「林学・環境・生態」の分野では、団体名を「チーム熱中」と名付けた中桐伊吹君、木下正基くん、須藤雄太くんの3名が「丸太組工法による作業道の補修」を題目に発表し、見事、優秀ポスター賞に選ばれました。

 

この研究は、通常の授業枠を超えたプロジェクト授業として実施したもので、路肩が崩落し通行不能になった作業道を自分たちの手で補修するとともに、完成後の路体支持力を簡易貫入試験により安全に通行することが可能かを評価し確認したという報告でした。

質疑応答では、「Nd値とは何ですか?」、「低コストとはどれくらいの金額でしたか?」などの質問があり、経験で身につけた知識と技術で何とか自分の言葉で伝えることができたようでした。

                       中桐君の発表

また、同分野では小野寺 翔君が、「美濃市以安寺山の植栽樹種の選定」と題し、美濃市が計画する森林整備に関連して、地元福島県の事例を参考に植栽樹種や地元参加による整備を行政政策として提案してくれました。

                      小野寺君の発表

さらに、「バイテク・農化・食品」の分野では藁科 洸君が「ヒノキに合うお酒」と題し、岐阜県産ヒノキ材からの抽出成分を利用した各種酒類への香りづけについて提案してくれました。

                       藁科君の発表

他校からも多くの発表があり、パネルの前で他校の学生や教員に囲まれながら、取り組んできた成果を聴いてもらい評価いただくという貴重な経験ができたようです。

最後に、岐阜大学の森脇学長から、学生に「岐阜大学の立派な並木道は40年という歳月がかかって、この立派で誇れる景観になった。皆さん方がやってきた研究も今日だけの発表で終わるのではなく、志を持って将来を見据え、長く継続していってほしい」というメッセージをいただきました。

この発表会の運営をはじめ司会審査いただいた岐阜大学の関係者みなさまにお礼申し上げます。

また、簡易貫入試験に当たり、機器をお貸しいただき、また、ご助言いただいた森林研究所の研究員の皆さまにお礼申し上げます。

 

【研究発表と参加校 58件】

岐阜県立森林文化アカデミー 3件
岐阜県農業大学校 4件
岐阜県立国際園芸アカデミー 2件
岐阜県内の農業関係高等学校 49件
高校内訳

岐阜農林高等学校14件、加茂農林高等学校10件、恵那農業高等学校8件、

飛騨高山高等学校7件、郡上高等学校4件、大垣養老高等学校6件

【研究テーマの6分野 A~F】
A園芸・造園、B作物・育種、Cバイテク・農化・食品、D畜産・野生生物、E林学・環境・生態、F地域振興・教育

教員 池戸秀隆


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