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2017年12月07日(木)

「低コスト造林」、「獣害防止」の公開講座を開催しました!!

平成29年12月6日(水)、当学のテクニカルA棟・研修室A及び演習林において、低コスト造林・獣害防止についての公開講座を開催しました。

本講座は、平成29年度施業プランナー技術維持研修5回コースの3回目の講義と併せて開催したものであり、11名の受講者で行いました。

内容としては、午前中に「コンテナ苗木等による低コスト造林の新たな技術」と「獣害防止技術」の2つの講義でした。

「コンテナ苗木等による低コスト造林の新たな技術」については、岐阜県森林研究所の茂木靖和主任専門研究員に講義であり、裸苗に対するコンテナ苗の特徴、生産方法、メリット・デメリット、コンテナ苗の課題と対策等について詳細な説明がありました。

コンテナ苗に見合う価値として低コスト化が図られているか、根鉢の短い苗の植栽後の生長効果、ヒノキ挿し木苗優良品種の説明があり、受講者は概ね理解できている状況でした。

「獣害雄防止技術」については、岐阜県森林研究所の岡本卓也専門研究員の講義であり、岐阜県における林業被害面積、ツキノワグマの特徴とクマハギ被害、シカとカモシカによる枝葉採食害・樹皮剥皮害(角こすり害・樹皮採食害)の特徴、ノウサギ・ノネズミの被害の特徴、予防対策としての忌避剤散布、防護柵、保護資材(ツリーシェルター等)の詳細説明があり、受講者の専門知識の習熟度によって反応は様々でした。

午後は、当学の演習林に移動し、獣害防止技術と低コスト造林の現地検討を行いました。

ニホンカモシカの枝葉採食害を確認し、ヒノキ植栽地においてシカの化学繊維防護柵の張力線を用いた補強状況等を確認し、幼齢木ネットの設置演習を行いました。

コンテナ苗による低コスト造林では、斜面においてコンテナ苗の植栽演習を行った後に、ヒノキ挿し木苗の植栽試験区に移動して、ナンゴウヒ・益田5号・富士6号等の優良品種の生長状況を確認し、講義の内容どおり実生苗と遜色ない生長状況を確認していただき、受講生から「実際の植栽現場で確認でき有意義だった」との感想を多くいただきました。

 


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