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2026年09月25日(金)

森林経営における収益性と生物多様性の両立を考える研修会【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム】

 

ロッテンブルク林業大学 小原 光力氏

 

 8月31日(月)、「森林経営における収益性と生物多様性の両立を考える研修会」を開催しました。持続可能な森林経営を実現するためには、安定した収益の確保が必要不可欠である一方、森林の持つ多面的機能を発揮し続けるためには、生物多様性の保全や向上にも配慮した森林管理が求められています。

 こうした状況を踏まえ、今回の研修会では、欧州における森林管理の事例等を通じて、収益性と生物多様性の両立について学ぶことを目的として開催しました。

 講師には、岐阜県立森林文化アカデミー卒業生であり、現在ドイツ・ロッテンブルク林業大学大学院で学ばれている小原光力様をお招きしました。講演では、ドイツにおける森林・林業の歴史や森林管理の基本的な考え方をはじめ、生物多様性に配慮した森林施業についての近年の研究成果などについて紹介いただきました。長い年月をかけて培われてきたドイツの森林管理の思想や、科学的根拠に基づいて施業のあり方を模索する現在の議論の状況について、現地で学ぶ講師ならではの視点から具体的にお話しいただき、参加者にとって示唆に富む内容となりました。

 参加者からは、「ドイツの林業の考え方や今後の方針がよく分かった」、「ドイツと日本の森林施業を比較する良い機会になった」、「多面的機能(生物多様性)の保全について、ドイツが真剣に取り組んでいることがわかった」といった意見が寄せられました。

 

岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム 事務局 西村