秋田県立大学の大塚亜希子先生にご講演いただきました
クリエーター科1・2年生、エンジニア科2年生の共通授業「森林文化」にて、
秋田県立大学・システム科学技術学部の大塚亜希子先生をお呼びして、講演をしていただきました。


大塚先生は、建築に関する幅広い研究を行っています。
ドローンを使用した劣化診断や、雪害対策、SDGsの学習ゲームまで・・・

今回の講演では「職人の技を「みえる化」する ― 鉋がけの動作・視線計測から見えてくること」と題し、先生の幅広い研究テーマのうち、主に熟練大工の“動き”に関する研究を紹介していただきました。

研究の内容の前に・・・個人的に驚いたのが、先生の経歴の特異さです。
詳細は省きますが、某企業のバイヤーや、人材マッチングの仕事などを経て研究職に就いたのだとか。また、建築を学ぶ前は心理学を専攻していたそうで・・・まさに異色の経歴です。
・・・本校のクリエーター科の学生も様々な経歴の人が集っていますので、聴講する皆さんも親しみが湧いたのでは?と思います。

さて、先生は、鉋がけにおける熟練大工の視線・動作の計測を通じ、
暗黙知を可視化-見える化-するというのは、大工に限らず、あらゆる職人分野に求められていることかと思います。たとえば、エンジニア科の学生が研鑽に励んでいるチェーンソーの伐倒技術にも応用したら面白そうです・・・

学生からも多くの質問があがりました。
講義の後は、モーションキャプチャーを使っての動作計測(釘打ち、鉋掛け)を学生(と辻先生)に体験してもらいました。



うーん・・・計測機器の進化にも驚かされます。
研究はもとより、今後の教育の参考になることもたくさん聴けました。
お忙しい中、ご講演いただいた大塚先生に改めて深謝いたします。
講師 石原 亘