ベルリン「自然&森のようちえん国際会議」に行ってきました!〜パート1〜
2025年11月15日〜17日の3日間、ドイツのベルリンで開催された
「自然&森のようちえん国際会議(Internationaler Kongress der Natur-und
Wald Kindergarten)に参加してきました。
この国際会議(大会)は、2013年に第1回、2018年に第2回が開催され、
今年が3回目の国際会議となります。会場にはドイツを始め、フィンランド、
トルコ、アメリカ、イスラエル、香港、スコットランド、日本など世界中から
300人以上の実践者が集いました。
会場に到着すると、いつもアカデミーの演習林で活動してる野外自主保育
『森のだんごむし』の子どもたちの写真がドーンとお出迎え!?
日本の森のようちえんの様子を伝えるために事前に送っておいた写真が大会の
パンフレットやポスターに使われていて「国際色」豊かな雰囲気をしっかりと
演出してくれていました。「森のだんごむし」海外デビューです!?
滞在中、各国の事例発表を聴いたり、実際に森のようちえんや冒険遊び場、
ユースファームを視察したり、情報や技術を交換したりと超充実していました。
中でも改めて感じたのが、森のようちえんや野外教育の「層の厚さ」です。
ドイツ国内では現在確認されているだけでも約4000箇所もの森のようちえんが
あるそうです。なんと日本の十倍の数!!森のようちえんが、大抵の市町村に
存在していて、しっかりと「幼児教育の選択肢の一つ」になっているというのが
素晴らしいですね。
そうした中、ゲストスピーカーとして招待され、日本の森のようちえんの現状に
ついて流暢な「ドイツ語で」発表された東海大学児童教育学部の木戸啓絵さん、
発表途中に何度も会場から大きな拍手があるほど大好評で、同じ日本人として
めちゃくちゃ誇らしく感じました。
いつか私も彼女のように「ドイツ語」で発表できるようになると
いいなぁと思わずにはいられないほどかっこよかったです。
実は木戸さんとは岐阜聖徳学園大学で教鞭をとられていた頃からの知り合いで、
今でも私がドイツじゅうでNo.1だと思っている森のようちえんの代表とつないで
くれた方。今回ナバがこの大会にいられるのも、毎年ドイツで学生たちに最高
の現場を見せてあげられるのも、まさに彼女のおかげなんです。感謝してます。
まあそんなこんなでみっちりと充実した今回の滞在でしたが、そのなかから
特に印象に残ったことを次の回でご紹介したいと思います。
なんちゃって先生 萩原・ナバ・裕作




