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2025年11月17日(月)

ロッテンブルク林業大学生がヒノキ林の調査を行っています

アカデミーが連携しているドイツのロッテンブルク林業大学の学生が卒業論文作成のための調査を美濃市周辺で行っています。

実はこの学生、アカデミーの卒業生なのです。令和3年3月にアカデミー・クリエーター科を卒業した後、その年の9月にロッテンブルク林業大学林業学科に入学し、現在4年生となった小原さんです。

 論文作成のための調査は、間伐を実施後数年経過したヒノキ林で実施しています。調査では一つの林あたり10~15本の木の樹高や胸高直径だけでなく樹冠幅(樹木の葉のある部分の幅)や立木の配置なども測定しています。

二つ目の写真は、樹冠幅を測定しているところです。ポールの位置が樹冠の端を示しており、幹からの距離を測ります。

さて、この調査の結果からどのようなことが分かるのでしょうか、論文の出来上がりが楽しみです。

また、せっかく帰国されているということで、小原さんを講師に招いて、林業専攻のアカデミー学生を対象に、ドイツの林業や自然保護等について学ぶ講義もしていただきました。学生にとっても普段直接知ることのできない情報に触れることのできる非常に有意義な時間だったと思います。

調査後のお疲れの中、大変ありがとうございました。

                                                                      林業専攻 教員 大洞