2025年10月07日(火)
自然に合わせる:森林空間利用実習2
森林空間利用実習2を実施しました
この実習では林業で扱われる技術を用いて人の使うフィールドと森林をつなぎ、森林への誘いを刺激する場をつくることを目指しています
実習のフィールドは郡上市高鷲町のてづくりキャンプ場WoodMatchm
2021年以降毎年オーナーの本田さんから指導を頂きながら様々な場を創らせていただいています
今年は近くに流れる小川にアクセスする「道」を作りたい!という事で刈払機やチェーンソーを用いて歩道の作成を行いました
地形に合わせて・材料の形に合わせて配置していきます
今年は少人数で心配もありましたが、皆の構想と頑張りで小川へのアクセスルートが開けました
設計図を描いて作ったモノではないけれど、場所を見て皆で考えながら作ったものは自然と場に合ってくる(馴染んでくる)のでチャレンジしてみてください!という言葉に自信を貰いながら実習を行う事が出来ました。
自然を相手に活動する林業・環境教育では「現場合わせ」という言葉をよく使いますが、フィールドによって条件が常に異なります。現場の状況を捉え、進みながら時に見返し改善を行い、今あるスペックで最大限の作業を行う経験は実務でも役に立つことでしょう。※もちろん計画は大前提で必要です!
今年も貴重な機会を提供して下さり誠にありがとうございました
報告:新津裕(YUTA)