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2025年07月09日(水)

ドローンの体験:林業の道具

エンジニア科1年生に向けた「林業の道具」を実施しました

今回は昨年から視察・体験を受け入れてくれている『ドローンミュージアム&パークみの』を訪問しました

 

まず初めにROBOZの石田代表からドローンについての説明を受けます

ドローンは空撮だけでなく、プログラミングの学習や大規模なイベントでも目にするようになったドローンショー、サーモカメラを搭載した調査など多岐にわたる利用が行われています

今年はアカデミー学生受け入れの為に3つの体験を用意してくださいました

①トイドローンの操作体験

小さいだけに繊細なコントロール捌きを求められます

操作経験のある学生も中にはおり、さすがの安定感でした

②プログラミングドローンの体験

サボっているわけではなく、プログラミングに必要な距離の計測中

ルートを設定してまた同じ場所に戻ってくることが出来るのか!?

③空撮ドローンの操作体験

2台のドローンを屋外で実際に操作してみます。風が吹く中でも安定しています

ドローンからの映像を手元で確認することも出来ました

 

林業といえばイメージするのはチェーンソー・刃物・重機かもしれませんが

年々産業ドローンも進化を続けており、30kgの荷物を運搬可能なドローンでは苗木や獣害対策資材などの運搬を担ってくれます。サーモカメラ付きドローンでは野生動物の調査にも期待がされています。4足歩行ロボットも見せて頂きAIでの学習により様々なトラブルへの対策もドローンやロボット本体で修正しながらスムーズに動けるようにしている事に一同驚きでした。

技術の進化にいままで林業で苦労していたことがドンドン改善されていきます。伝統技能の継承と共に日々新たな技術を取り入れながら業務改善や安全対策へつないでいく事が今後の我々の役割でもあります。学生が新たな林業の道具を「知り」「興味をもつ」場として今回の視察が活用されれば幸いです。

ご協力いただきましたROBOZの石田代表・他スタッフの皆さま誠にありがとうございました!

 

 

報告:新津裕(YUTA)