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2025年07月19日(土)

製材プロジェクト 第1回 6/21(土) 

製材プロジェクト 第1回 6/21(土) 

 

 製材プロジェクトは、6〜9月にかけて全4回開講されるプロジェクト授業で、木造建築用の一般材の製材を通して、製材機の使用方法、木材・丸太の品質などを学ぶ授業です。 

 第一回目が、6/21(土)9時より開講し、教員は吉野先生、学生は7名が参加しました。 

 今回は、丸太6本をご用意いただき、各丸太から140mm角の柱材を1本取り、余裕があれば、厚み30mmの板を取ります。30mmの板は、さらに30mm角に製材しチェーンソーの枝払い競技の練習に使用します。 

 

製材前に、吉野先生より一通り製材機のご説明をいただきました。 

 

製材前に、まずは丸太の樹皮剥ぎです。専用の道具も色々と有ります。 

時々、樹皮の下から虫が出てきます。 

 

丸太を製材機に運び入れ、どの向きで製材するかを検討します。 

向きが決まったら、製材機に末口と元口の髄が切削面に対して平行になるように置き、ずれないようカスガイ(爪)で固定します。

固定したら、製材です。 

製材された面。

角材を取るために、面を変え、1本の丸太で同じ操作を4回繰り返します。 

 

仕上がった140mm(中央)と30mm(左)の角材。 

 

6本の丸太を製材後、節の多い端材を1cm幅にスライスするとどうなっているか確認しました。 

1cmにスライスすることで、枝がどのように生えていたか、内部がどうなっているか詳しく確認することが出来ました。

 

製材品を保管、その後、切屑などを清掃し17時頃に第一回目の製材プロジェクトは終了しました。次回、第二回目の製材プロジェクトは、7/12(土)を予定しています。 

林業専攻1年 毛利 剛