活動報告
2018年12月28日(金)

子ども×自然を現場で感じとる「キャンプカウンセラー実習」

今年は春・夏・冬と3回の学生主体のキャンプが実施されました。企画・準備・広報・運営までを学生が自主的に進めていく超実践的なアカデミーのカリキュラムです。2018年冬キャンプのディレクターを務めたクリエーター科1年の「きくちん」こと菊池君が原稿を書いてくれたので、以下に紹介します!

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2018年の冬もやっぱり「もりもりキャンプ」を開催しました!

 

毎回楽しみにしてくれている子どもたちがいる小学1年生〜6年生を対象とした「もりもりキャンプ」を今年の冬もアカデミーで開催しました。

 

「夏にキャンプへ参加してくれた子にまた会いたい!でも、リピーターだけでなく、新しいお友達にも参加してもらい、新しいつながりや友達を見つけてもらいたい」そんな思いで参加者を募りました。集まってくれるかな?という不安をよそに、冬にも関わらず50名近くもの子どもたちが参加してくれました。

 

フリーキャンプとして『子どもたち自身が持っている楽しむ力』『遊びを生み出す力』を大事にしつつ、スタッフからも少し森や自然の楽しみ方を出しながら、楽しむ側と楽しませる側ではなく、子どももスタッフも、みんなで楽しい空間を作り上げるようなキャンプを目指しました。

キャンプ期間中、子どもたちは裏山の演習林(森の中)や情報センター(拠点)周辺、長良川など、想い想いの場所に行って遊びます。

森の中では、木材を使って秘密基地を作り、落とし穴掘り、ロープの遊具で遊び、冬イチゴを採り、落ち葉の掛け合いをしたり、その場にあるもので色んな遊びをしていました。

散策路沿いの秘密基地(秘密?)

安定と不安定のギリギリに子どもは魅かれていきます

 

森の中だけでなく拠点の周辺でも、木や落ち葉などの自然物を使った遊びがたくさんありました。また、工作道具を使ってモデルルームの様な家を作ったり、パーティの看板を作ったり、毛糸でマフラーを編んだり、割り箸で鉄砲を作ったり、燻製を作ったり、ご飯を作ったりと、創作に励む子どもたちもたくさんいました。

燻製をしにキャンプに来てます。だって他じゃ火を使わせてくれないんだもん!

何かを作る遊びの中では、色んな道具を使っていて、普段では危険だからと言って取り上げられてしまうナイフやノコギリ、包丁などを使っている子もいました。こうやって遊びの中から楽しく道具の使い方を体得していくんだと思うと、【遊び】と【学び】はすごく密接なのだということに改めて気付かされます。

使い方を覚えたら、創作のインスピレーションが湧いてきます

冬の川も、たくさんの遊びがあったようです。石を積んだり、流木でたき火して何かを焼いたり、川に向かって石を投げて水切りで遊んだり、大きな巨木を橋にして川を渡ったり、砂浜に絵を書いたりと、子どもたちとスタッフが仲間になれば冬の川でもそんなにたくさん楽しめるんだと驚かされました。

子どもも大人も石があるだけで楽しめちゃいます

2日目の夜には子どもたちが出店を出して作り上げるパーティーが開催されました。

食べ物系のお店はどれもとっても美味しくて、美味しいものを食べてもらえるように真剣に相手のことを想って作ってくれたことが感じられました。また、食べ物を出してくれる子どもたちの中には、アレルギー食材を分かるようにしてくれている子もいて、色んな子が混ざっている空間だからこそ、自分と違う子がいて、でも同じ仲間であることに気付ける場になるんだということもわかりました。

子ども達のおもてなし精神あふれるパーティー

パーティーでは食事を振舞うだけではありません。遊び系のお店も、みんなが楽しめる工夫があって、これまた真剣に作り上げたんだと感じました。そんななかで、今回、落とし穴屋さんというのがあって、しかもとっても繁盛していて、落とし穴がお店になりえるんだと驚きました。

意外な盛り上がりを見せた「落とし穴屋さん」

また、とてもラッキーなことに、双子座流星群とも重なり、夜はたき火を囲って流星群を見たり、大きな望遠鏡で月を観察したりもしました。自然の美しいものには、大人も子どもも関係なく感動しました。

2日目は古川所長による星空観察会。間近に見える月や星雲に大興奮

最終日はスタッフが真剣に隠れて、子どもたちが真剣に探す遊びをみんなでやり、親御さんを含めてお別れの会をして別れを惜しみながらお別れしました。

最後は学生本気のかくれんぼ!本当は居ないんじゃないかと不安になる位本気で隠れてました。笑

準備やミーティングでは、スタッフ間で意見がぶつかることもありましたが、お手伝いに来てくれたOBや外部スタッフ、教員や学生スタッフ、そして何より子どもたちの楽しむ力に助けられ、今回のキャンプも楽しく学びの多いものとなりました。

 

以上

報告:森林環境教育専攻 菊池拓也

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キャンプでは、様々な想定をしながら企画や準備を進めていきますが、いざ当日になると良くも悪くも思った通りに行きません。子ども達は楽しい事に非常に敏感。そして、大人が気付かない要素に熱中することもしばしばです。だからこそ、子ども達に寄り添いながら、何に反応し、どんな投げかけで遊びが発展するのかを観察する事が大切です。今回のディレクターは思いもしなかった遊びの展開に、子どもの発想力の可能性を感じた様ですね。

 

今回も多くの人に支えられたキャンプでした

キャンプに協力してくれた

・OBの「なっきー&よき君」「マリモ」

・星空観察 森林研究所「古川所長」

・保護者兼スタッフ「めめたん」「みちるちゃん」

・キャンプOB「うっちー」

・学生と子どものかけ橋「7人のジュニアリーダー」

アカデミー・支援センター・森林研究所のみなさん

 

本当にありがとうございました!

そして、キャンプに関わった学生さんお疲れ様でした!

 

編集・後書き:新津


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