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2022年01月21日(金)

林業技能検定|2021年度前半

今日から林業技能検定が始まりました。この授業では,エンジニア科2年生とクリエーター科林業専攻1年生のを対象に,林業技術者に必要な基本的な知識・技術の習得状況を確認します。

検定項目には1)林業技術,2)樹木同定技術,3)森林調査技術の3つがあります。1)では指定された人工林の選木技術もしくは,人工林の伐採に関する技術を,2)では50種類の樹木の同定技術を,3)ではコンパス測量の技術とプロット内の立木密度や材積,樹高の目測技術を試験します。初日の今日は,1)林業技術についての検定を行いました。

1)の項目では,受講者たちは選木か伐採かを選択して取り組みます。試験の場は演習林です。

【選木】

選木の様子

こちらは選木を選択した学生たちの様子です。学生たちはプロット内にある番号のついた樹木の胸高直径が書いてある紙を渡され,現地で樹木の状態を見ながら選木を行います。個々の木の選木基準を決める際には,まず生産目標や目標林型を定める必要があります。次に,それに基づいて将来の成長を予測して間伐木を選定します。目標林型を数値に基づいてきちんと計画できているかどうかも評価の基準になります。

選木の様子

まっすぐかどうかが遠目からでも分かりやすい木もあれば,近づいて良く見てみないと分からない木もあります。

選木の様子

選木の様子

データと観察に基づいて一本一本の木を間伐するかどうかを決めていきます。さて,うまくできたでしょうか?

【伐採】

伐採の様子

次は伐採を選択した学生たちの様子を紹介します。まずは伐採のための準備をする必要があります。みんなでワイヤをかけたり,足元をキレイにします。このようにしっかりと準備をしてから,伐倒方向や安全を確認して伐採にとりかかります。

伐採の様子

伐採の様子

受口を作って,方向がきちんと合っているのを確認して,追い口を入れていきます。受口を作っている写真の木は,なんと32 mもある大きな木でしたが,無事に狙った場所に倒すことができました。

伐採の様子

倒した後は,採寸してABC材を判断し,どこの市場に出荷するかまで判断します。数値に基づいた根拠を先生にきちんと説明できるかどうかも採点基準です。

ワイヤスプライス

学校に戻ってからは,ワイヤスプライスの実技をして本日の検定が終了しました。後半の2)と3)は来週の月曜日に行います。お楽しみに。

教員:玉木