林業専攻の卒業生小原さんがロッテンブルグ大学のHPで紹介されました
この春にクリエーター科の林業専攻を卒業した小原さんが、ロッテンブルグ大学のHPで紹介されました。
小原さんは2019年から2020年にかけて1年間アカデミーが連携しているロッテンブルグ大学に留学していました。また帰国後、ドイツでの研究成果を「ドイツBW州の小規模私有林経営における森林官の役割」と題して、アカデミーの課題研究公表会で発表しました。
ロッテンブルグ大学の授業でドイツ人に負けないくらい良い成績を修めたこと、ロッテンブルグ大学とアカデミーとの懸け橋となってくれたことから、卒業式では学長賞を受賞したのですが、その時の写真がロッテンブルグ大学のHPで掲載されています。
といってもドイツ語のHPですので、小原さん本人が日本語訳をしてくれました。
・本学と提携を結んでいる森林文化アカデミーの交換留学生だった小原光力氏は特別な賞を受賞し、有終の美を飾った。
・彼はロッテンブルク林業大学留学中すでに、高い理解力と、並外れた語学の才能、そして彼の林業のテーマ全体に対する非常に高い関心を通して、模範的な学生であることを示した。それどころか研究プロジェクトにも参加した。したがって彼の業績が表彰されたことに驚きはない。
・ロッテンブルク林業大学にとってこの表彰は、国際化に向けたこれまでの努力が成功したことの証明になる。
・小原氏が、2020年春からCoViD19 の流行が拡大していた時に、留学を中断するのではなくてドイツに留まるという決断をしたことにも感銘を受けた。
・出席を伴う講義が中止された時、彼にとって全く新しく困難な状況が生じたが、彼はこの試練に正面から立ち向かい、よく乗り切った。
・彼は更に学業に専念し、学術補助員として、2020年以来BMEL(ドイツ連邦食料農業省)に助成されているハイン教授の「三本の矢プロジェクト」を支援した。
・バーデンヴュルテンベルク財団の返済不要の奨学金を受給した。
・卒業論文執筆のために、多くのインタビューを実施し、小規模私有林経営における森林官の役割を調査した。
・彼は再び渡独しHFRで更に勉強を続けていくことを計画している。
上記のバーデンヴュルテンベルク財団のHPでも同様に小原さんの紹介がされています。
小原さんは再びドイツに行き、ロッテンブルグ大学で学ぶことを計画しています。アカデミーとロッテンブルグ大学の交流も引き続き行われます。小原さんの留学をきっかけとして、相互交流がさらに深まるといいですね!
林業専攻 杉本