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2018年10月05日(金)

手で感じる感触

先日実施した実習の報告です

 

森林環境教育専攻の1年生を対象として【人力】で立ち樹の伐倒や運搬加工を行いました

 

エンジンや電力の動力を使用しない代わりに、使うのは知恵と体力と手道具です

樹の状態を確認するのは必須条件

森の奥にはあまり人が立ち入ってないせいか、数年内に枯れてしまいそうな樹が多くありました。今回はそんなフィールドを整備する事にしました。ガス欠になることが無いため、チェンソーを担いでいくよりも森の奥を整備することが出来るのも手道具のいい点でもあります。

今回使用した道具たち これ以外にノコギリやナタも活躍しました

斧での作業はやってみると非常に難しい

同じ場所に刃を当てるのはかなりの技術が必要です

初めての伐倒用斧体験

ロープと滑車を使っての伐倒補助

 

劣勢木を2本伐ったら、それらを加工してあるものを作っていきます

 

「トチカン」を使って運搬 犬の散歩の様ですが、非常に楽に運搬できます

 

クサビをつかって材を半割に  1m以上の材も綺麗に割れます

声を掛け合いながら杭を打つ

何を作っているのでしょうか?

徐々に姿を現したのは

 

 

 

 

 

 

小さな小屋

 

5人で乗っても大丈夫!?

天候が不安な中、2日間(作業時間は実質1日)で森の中に小さな小屋(秘密基地)を完成させることが出来ました!

 

授業は終わったけど、なかなか帰りたがらない学生たち

 

普段はやらない体験は新鮮で、大変な思いをして作った場所は離れがたい様でした

この授業をキッカケに学校の裏山に「また来たい!」と思ってもらえたら幸いですね。場所はもちろん秘密です

 

森林環境教育専攻 教員:新津裕