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2018年01月30日(火)

揖斐川町「未来センター会議」のワークショップ最終回を開催

森林文化アカデミーが連携協定を結んでいる揖斐川町では、住民参加型の「未来センター会議」を2017年にスタートさせました。昨年6月のキックオフ会議は涌井学長の基調講演とパネル討論で始まりました。それから住民有志と役場若手職員から成るワーキンググループ(以下WG)30名を中心に企画と準備を重ね、「未来センター会議」第2回ワークショップを11月26日に、そして第3回(最終回)のワークショップを1月21日に迎えました。

 

第3回ワークショップ(以下WS)では「まちづくりの活動について具体的に考えよう!」をテーマに、第2回WSの町民意見をふまえて、WGで企画検討してきた3つのアクションプランを発表しました。①揖斐川町の情報発信に向けた「いびがわストーリーで繋ぎたい!」、②町内交流や居場所づくりを目指す「いびカフェをつくりたい!」、③町内の良いことを皆でお祝いする「役場玄関を使って◯◯したい!」です。ビデオメッセージや寸劇も飛び出すなど、どれもユニークで熱意のこもった発表でした。

 

この後、一般町民も交えて3テーマ(5テーブル)に分かれて具体的な検討に入りました。各グループワークの進行はWGメンバーが行いましたが、これまで10回に渡ってWS形式の準備会議を重ねてきたので、皆さん力むことなく初めての参加者もスムーズに巻き込んで、討論や成果をポストイットにまとめていきました。私が入った「カフェ」チームでは、会議室を飛び出して「現場の空間」を見ながらイメージを膨らませていました。

 

最後の発表は、③「役場玄関ホール」で企画する転入届け・結婚や出産届けなどのお祝いイベントと玄関ホールの空間演出の提案、②「いびカフェ」として交流センターはなもののホワイエを利用した夜カフェや、役場玄関ホールを使った「ミラ☆カフェ」のメニューや運営体制の提案、①「いびがわストーリー」を展開する四季それぞれの名所をつなぐ体験ツアーの提案など、どれも楽しそうでやってみたくなる企画ばかりでした。WGメンバーの熱意が町民にも伝わって、まちづくりの気運(エネルギー)が溢れ出たような場面でした。

 

今後は、2月18日に町議会関係者へ向けた「未来センター会議」報告会が行われ年度内の活動は一区切りしますが、このエネルギーを保ったまま次年度のアクションに繋げていきたいですね。皆さんお疲れさまでした!

報告:嵯峨創平(揖斐川町駐在)