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2016年03月28日(月)

「船大工」竹中大工道具館の企画展にて

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教員の久津輪です。神戸の竹中大工道具館で開かれている「船大工」展に行ってきました。会期中アメリカ人船大工ダグラス・ブルックスさんが、東日本大震災によってほとんどが失われてしまった三陸の磯船を復元制作しています。「板図と墨付け」をテーマにダグラスさんの講演も行われました。

講演はとても良かったです。船大工が使う設計図「板図」にはどれも肝心な情報が描かれておらず、それぞれの船大工のやり方で秘密にしている数字や制作方法があり、弟子はそれを教えてもらうのではなく盗まなければならない。日本各地の船大工のもとで実際に修行した彼でなければ解きあかせない話を、たくさんの写真とともにユーモアを交えて話してくれました。

 

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会場は研究者、建築家、大工、木工家、和船ファンなどでいっぱいでしたが、最初に少し時間を取って1人ずつ自己紹介したのも、講演後にお互いがつながるきっかけになって良かったです。
ダグラスさんは横のつながりのない木造和船の関係者たちを、自ら現場を動いて情報を整理し、発信することでつなごうとしています。この役割をこのレベルでできる人はなかなかいません。ダグラスさんの動きを支えたり連携したりしながら、岐阜にも残る貴重な和船文化を継承するお手伝いをしていきたいです。

 

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まだ5/1の講演は申し込みを受け付けているようです。興味ある方は是非。
http://www.dougukan.jp/special_exhibition/funadaiku

それからメーリングリスト「和船ネットワーク」も紹介しておきます。全国の和船関係者や和船が好きな人が情報交換しています。
お申し込みはこちらから。
http://goo.gl/EdeDv7
過去の投稿の閲覧はこちら。
https://groups.google.com/forum/m/?hl=ja#!forum/wasen-network


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