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2021年11月22日(月)

森を身近に感じよう!!!【林業インタープリテーション②】

エンジニア科2年生の実習【林業インタープリテーション】

2回目の報告です。今回は

~以下、側島さん・林さん・長谷部さんが記事を書いてくれています~

※前回の報告は一番下にリンクを貼ってあります。報告順は前後しますがご容赦ください。

 

林業はどんな仕事をしているのか?身近にある木はどんなものに使われているのか?

など木の持つ魅力と林業を知ってもらうために、中学生へ向けた体験内容を1から考えました。

森林学習体験当日は、はじめにアイスブレイクと森についてのクイズを行いました。

好奇心と不安の混ざりあう中、徐々に緊張もほぐれ、教室の中は笑い声に包まれていきました。

そして、クイズでは身近なモノと森や木の関りについて楽しく学んでもらいました。身近な所にある木の存在を知った子ども達はとても驚いていました。

室内で森のコト・樹のことを少し学んだあとは屋外での体験です。

まずは「ノコギリを使った丸太切り体験」をしました。

ノコギリの正しい使い方や注意点を説明して丸太切りに挑戦してもらいました。グループに分かれてひとり一枚輪切り体験をしてもらいました。体験中にはグループ毎で「頑張れ!」や「あと少し!」など応援の言葉が飛び交いました。

全員が丸太の輪切りをし終わった後、木の成長を知ってもらうために自分たちが切った輪切りの年輪を数えてもらいました。数えてみると自分たちと年が近い木であることに気づいて驚いていました!また、別に用意しておいた木の輪切りと比較して、木の成長の違いを感じてもらいました。

次に、普段まじまじと見ることのない葉っぱにもそれぞれ特徴があるということを知ってもらうために、複数の葉っぱを使った体験をしてもらいました。

葉っぱと一言でいっても、今回持って行った『ムクノキ』や『タラヨウ』のように、それぞれ異なる特徴があるモノがあります。

「どんなことに使えると思う?」という問いに、子供たちは葉っぱに触りながら其々の意見を出し合いました。

ムクノキはヤスリとして、タラヨウは文字を書いたりハガキにもなると説明すると、子供たちはムクノキの葉っぱで自分の爪を磨いたり、タラヨウの葉っぱに好きな言葉を書き、グループの子達と見せ合ったりしていました。

 

子どもからは「クイズ楽しかった」「ノコギリで木を切るのが楽しかった!」などの言葉が返ってきて準備した甲斐があったと思いました。その他に、わかりやすく伝える難しさや、正しい情報を伝える技術が必要であることを実感しました。

説明するときの役割や体験から体験への流れがスムーズなモノになった為、事前に行った打ち合わせが活かされたように感じました。

以上

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企画・実践・報告までを限られた時間の中で実施する。今年は特に翔楓祭の前のタイトな時間での準備だったため、学生たちは大変だったと思いますが

【安全に】【楽しく】【ねらいをもって】企画と実践が出来たのではないでしょうか!

今後森のことを多くの人に伝える上で、今回のプロセスを生かしてもらえれば幸いです。期待してますよ☆

 

実習の報告①

 

 

報告:新津裕(ユタ)