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2024年02月28日(水)

森のようちえん&プレーパーク実習1&2 馬とみんなで作る「あじさい保育園園庭緑化プロジェクト」

森林空間を活用した森のようちえんや森林(自然)体験、そして未来の理想的な社会を創る際に欠かせない「創造&想像力」や「行動力」を育む「自由な遊び」を応援するプレーパークなど、「生きる力を育む」人づくりの仕組みは、予測不能とされるこれからの時代に必要であり、それを実践する舞台として森林空間や里山空間ほど理想的な空間は他にありません。

森林環境教育専攻の学生は、そうした森のようちえんや、子ども時代の森林(自然)体験、そしてプレーパークの現場に身を置いて実践を重ねるだけでなく、そうした空間自体を創る現場にも積極的に参加してもらい、リアルな空間の中で様々な学びや感覚を身につけています。

いくつかあるプロジェクトのうち、昨年度から始まった「あじさい保育園」の園庭づくりプロジェクトは、学生にとって理想的な学びの場でもあります。今年度は国土緑化推進機構の助成金を受け、園庭を里山フード&プレイフォレスト(食べて遊べる里山園庭)をコンセプトにパーマカルチャーの理念をベースに緑化する「あじさい保育園園庭緑化プロジェクト」が始動。保護者の方も一緒になってみんなで園庭を作っています。

そんな現場での経験からの学びについて、埼玉県秩父市で森のようちえんや子どもたちの居場所を展開されている「森のエチカ」さんから今年度4月から「出向」でアカデミーでの2年間の学びを始めた「しゅーちゃん」こと
葭田周作くんが報告をしてくれたので以下にご紹介します。

(ここまでは 文責:森林環境教育専攻 なんちゃって先生の萩原ナバ裕作でした)

<ここから葭田周作くんの報告>

 あじさい保育園の園庭づくりでは、「自分たちで場所を整えていくことの大切さ」を感じました。

 この1年間、園庭緑化のためのパーマカルチャーや大地の再生の考え方をベースとした苗床づくりと、「のぼる」という動きのきっかけに欠けていた平坦な園庭に加えるための「丸太の木登りツリー」作りに参加させていただきました。

 当日は、地域の人や保護者が集めてくれた資材と、馬搬(馬で森から木を出す伝統技術)で森から運び出した丸太を使っての作業でした。大きな丸太を運ぶ作業や、遊具をつくるための檜の皮剥き作業で、子どもたちが群れをつくり、夢中になって関わる姿が印象に残っています。

 大人は側で、子ども同士の関わりや、遊びの姿を見ることができ、大人同士の関わりも生まれていくので、大人にとっても貴重な時間になるだろうなと感じました。

 アカデミーを卒業し、職場に戻ったら、自分も子どもたちと遊具をつくってみたいと思いました。また、自分の職場でも、月1回の園庭、田んぼの整備があります。つい自分の仕事に意識を向けすぎてしまいがちなのですが、子ども同士の関わり、親子の関わりにも目を向けていきたいです。