若手会員による県職員との意見交流会(若手の会)【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム】
若手の会は会員企業の40歳以下の従業員を対象に、会員相互の連携強化や異業種間の交流促進を目的とし、平成30年度より継続的に開催してきました。今年度は林業や木材関連産業の現場で活躍する方々の声を若手の県職員に直接届け、行政側の理解を深めるとともに、若手同士の新たなネットワークづくりを目的とした「若手会員による県職員との意見交流会」を8月29日に開催いたしました。
はじめに、全体で自己紹介を行った後、各グループに分かれて意見交流を行いました。意見交流では、参加者から、現在の職に就いた経緯、現在の職場環境、業務上で困っていること等活発な意見交換が行われました。林業業界は転職者が多いことや林業を通じて地域への還元する思い等、新たな気づきがありました。また、ご参加いただいた会員へのアンケートでは、
・県職員の方や、他の企業さんなどと新たな繋がりを持つことができ良かった。
・普段交流することの少ない農林事務所の方や民間事業体の方とお話することができ、非常に有意義な時間であった。
等の新たな繋がりについてのご意見をいただきました。また、
・林業関係者様は、まだまだ40~50代の方が多いと感じます。20代の私としては、常に気を張った状態で仕事をすることが多く、他の20代の意見や考えもなかなか知ることができていませんでしたが、本交流会を通して、仕事の悩みや取り組む際の心構えなど、共感できることが多くあり、少々気が楽になったと思います。林業関係の仕事をしていく中で、今後関わりをしていく方々だと思うので、今後の関係を構築しやすくなった本交流会は非常に助かりました。
といった若手の抱える悩みに対して、前向きなご意見をいただくことができました。
コンソーシアムは、少しでも林業・木材関連産業の横の繋がりを増やし、より連携した産業になることに貢献したいと思います。引き続き若手の会が開催できるよう進めていきます。
岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム 事務局 武藤