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2025年07月28日(月)

岐阜県立森林文化アカデミー「公開授業」を開催しました【岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム】

 6月27日(金)に岐阜県立森林文化アカデミー(エンジニア科2年、クリエイター科2年)の「公開授業」を実施しました。

 当コンソーシアムでは、以前から企業説明会により学生と企業との接点を設けてきましたが、今回は手法を変え、授業風景を参観することでお互いを知る機会となるよう計画しました。

 この「公開授業」では、アカデミー(学生・教員)と企業が交流することにより、就職後の両者のミスマッチを無くすことを目的に、①:学生は企業へ自身をアピールする場、②:教員は授業に求める企業ニーズを探る場、③:企業は学生をインターンシップや就業につなぐ場、学生に対応したインターンシップや就業内容を模索する場となるよう開催しました。

 公開授業では、まずテクニカルセンター前広場でA材,B材,C材への「仕分け」実習を参観しました。

 「仕分け」実習では、学生が自ら選別する様子を参観し、選別基準などを学生に聞いたり、学生にどのようなことを教えているのか教員に聞くなどの交流行いました。その後、演習林に移動し、「皆伐」、「間伐」実習を参観しました。

「仕分け」実習

 「皆伐」実習では、学生自らが高性能林業機械(グラップル、スイングヤーダ)を操作し、荷掛けを行い集材する様子を参観しました。

 「間伐」実習では、伐倒作業の様子を参観しました。

 

「皆伐」実習

 昼食時には、学生、教員、企業参加者が昼食を食べながら意見交換を行いました。企業説明会とは違い、リラックスした状態で企業と交流することができ、何気ない会話から、林業に携わる先輩としての企業参加者の話、インターンシップや就業につながる話など、さまざまな話をすることができました。

昼食時 意見交換会

 参加者から、「学生と直接コミュニケーションが取れてよかった」、「どのような授業、実習を行っているのか見学できてよかった」などの意見があり、学生、教員、企業にとって有意義な「公開授業」を開催することができました。

 次年度以降も引き続き「公開授業」を開催していこうと思います。