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2019年11月03日(日)

第15回森のようちえん全国交流フォーラムinぎふ 2日目

15回森のようちえん全国交流フォーラムinぎふ 2日目の一部の報告です。本日は9:00~11:00まで「子ども×発達」「子ども×保育」「子ども×居場所」「子ども×学び」「自然×親子」「自然×遊び」「自然×観察」、「運営×森ようちえん」「運営×連携」、「運営×安全」について10会場で、その道の有名な第一人者によるワークショップ。

小宮ふるさと自然学校校長の篠木眞さんやナバさんによる『森のおやこさんぽ』は、親子で楽しそうに演習林出発していきました。

運営側から「写真撮影や写真公開がダメな場合・・・」と発言されると、すかさず籠を虚無僧風にかぶって、楽しさ倍増。

 

『遊びながら感じる「火」と「人」の繋がり』を指導されたのは、ブッシュクラフト第一人者で、WILD AND NATIVE代表の川口 拓さん。

いつもながら、人がどのように暮らしを作るのかの原点を指導して下さっていました。

火錐りによる着花では成功した人も、うまく行かなった人も、「現在の暮らしがいかに容易で、環境に負荷を与えない暮らしがいかに大変か」を実感されたようです。

『聴きあう場が育ちあう場をつくる ~トエックのようちえんと小学校、その理念と日常~』では、トエックの利根清子さん、中本桂子さん、渡辺有紀さんによるワークショップ。

参加者のみなさん、普段聴けてない分まで、しっかり人の意見を聴き、一緒に育つことを実感されていました。

 

11:30からは昼食タイム

講師に配られたのは下の写真のようなヘルシーで美味しいお弁当、手を加え過ぎず、素材の味もしっかりあって、最高です。

昼食時には森の情報センタなどで、『ランチタイム LIVE』

鈴木翼さんによる「子どもも大人も歌って遊ぼう」にみんなノリノリ。

さすがのパフォーマンスです。

 

そして、午後の第一部は12:30~14:30

①「視機能の発達と自然環境」株式会社innochiの灰谷孝さん、「森のようちえんの日々から考える」山の遊び舎はらぺこの小林成親さん、「おとなのつもり、子どものつもり」りんごの木代表の柴田愛子さん、「森のようちえんゼミナール」写真家・森の案内人の小西貴士さん、⑤子どものことをもっと知りたいと思った時の聞き方」NPO法人ムラのミライの原康子さん、「非構成な場でのスタッフの専門性とは」NPO法人自然スクールトエックの伊勢達郎さん、「みんなで木を伐っちゃおう」森林文化アカデミーの新津裕さん、「遊びながら感じる「火」と「人」の繋がり」WILD AND NATIVEの川口拓さん、「実践の森音さがし」ケルト音楽演奏家の前田昌輝さん・前田絢子さん、⑩「行政とタッグを組む」智頭町森のようちえんまるたんぼうの西村早栄子さん、⑪「日常の保育で出逢うかもしれない危険生物の事故予防」セルズ環境教育デザイン研究所の西海太介さん、白濱真友さん

この間は参加者のお子さんたちの「託児」も完備、現役の保育士さんも一緒に子どもたちと過ごされています。

「おとなのつもり 子どもつもり」の柴田愛子さん、いつもながら聴衆を引き付ける素晴らしいトークで、うんうんと首を振りたくなる納得の内容です。

「子どものことをもっと知りたいと思った時の聞き方」の原 康子さんの講座も、前出の柴田さん同様、多くの参加者であふれんばかり、子育てや子どもの指導に悩む方々に、数々のヒントを与えて下さいました。

「森のようちえんゼミナール」は小西貴士さん、鈴木秀弘さん、久保健太さんによる、環境ってナンだ? です。

こちらも話題提供と参加者によるシェアリングで、納得のいく内容が展開されていました。

第三部は15:15~17:15の10講座

①「人間脳を育てる」innochi CEOの灰谷 孝さん、②「森のようちえんて何だっけ?」(公財)社会教育協会の中能孝則さん他、③「心開いて学んで育つ」よみたん自然学校の小倉宏樹さん他、④「拡がる、深まる、自治体による森と円を活用した保育・幼児教育」国土緑水の木俣知大さん他、⑤森に行くと本能で助け合った」諫早市子どもの城の池田 尚さん、⑥「歩く植物図鑑~森のおじさんと感じる気づき」森林総合教育センター川尻秀樹、⑦「(親になる)ことを支えるために」森のようちえんてくてくの小菅江美さん他、⑧「森おどれば地球ほほえむ」カワキタフィルムの佐藤範裕さん、⑨「トエック流 聴き合う場のつくり方」NPO自然スクールトエックの伊勢達郎さん、⑩「事故事例から考える自然保育・園外保育のリスクマネジメント」プラムネット㈱の渡辺直史さん。

そして18:00からはお待ちかねの大交流会

屋外では『カムアソウ』のLIVEがある中、木育オリジナルの檜枡での乾杯です。

今回は「高賀森水」と地酒の「さんやほう」を入れて配布です。

そこで、「こどもの庭」代表の園田智子さんの音頭で

「カンパ~ぃ」です。

飲める人は日本酒を、そうでない人は高賀森水を、高らかに掲げて大交流会の開始です。

 

情報センターには500人ほどが入っていましたが、そこに入りきれない人は、森の工房(こちらは親子専用ゾーン)やウッドデッキ、はたまた焚火やパン窯の周りにも、約800人近い人々で交流を深めたのです。

さて、フォーラム2日目もまだまだ皆さん元気です。

今日の夜も長いけど、明日もあるよ! 明日も頑張りましょう。

以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。

 

1日目の様子はこちらからどうぞ

3日目の様子はこちらからどうぞ