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2020年10月21日(水)

手当はやさしさ!【2度目の救急法講習】

9月に実施した「救急法講習」の2回目です

前回同様に元救急隊として現場で活動していたホールアース自然学校のガッツこと夫津木さんにお越しいただきました

講師のガッツこと夫津木さん

本日のメインは実際の事故現場を想定したシナリオトレーニング

小班に分かれて想定した事故と応急手当・振り返りでお互いの気づきを共有を繰り返します

今回のシナリオには身近に起きた事故を組み込んでみました

怪我した場面を想定した練習:転倒

怪我をした場面を想定した練習:手当

前回やったはずの確認事項や優先順位が、いざ実践となると中々思う様にはいきません

「覚えているつもりだったけど~」「何を優先させていいか・・・」

怪我をした場面を想定した練習:役割分担

講習を受けたときには「なるほど!」と思って吸収したつもりでも

1カ月ほど時間が空くと意外なほど忘れてしまっています

だからこそ定期的に実施する必要があると言われている救急法講習(数年おきに判断も見直されているため)

そんな中でこそ、優先順位が大切になってきます

心肺蘇生の練習は専用の器具を使って練習

おぼれた人の救助 心肺蘇生は器具を使って行います

実践している中で講師の「手当はやさしさですよ~」という投げかけが印象的でした

安全な場所への搬送:5人で協力して担架の様に運ぶ

その後の振り返りでも「常に声掛けをしてくれて、1人にしないように配慮してくれた。傷口を見せないようにしてくれた」と被災者側からのフィードバックからも分かるように

流れで行うだけでなく、受傷者への心のケアも理解する時間となったのではないでしょうか

受傷した側を経験した学生の感想

事故が起きないことが理想ですが、いざその場に立ち会った際には

この時間が活かされることを願っています

倒れている人に手を添えています

「手を添える」だけでも安心感があります

コロナ禍で全国的に救急法の講習会が取りやめになる中

こんな時でこそと理解を頂いた講師のガッツさん

心肺蘇生用の器具などを貸出してくださった消防課の方々

ご協力くださいましてありがとうございました!

 

前回の様子

 

報告:新津