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2019年11月13日(水)

2019「秋のきのこ展」、今年も開催しました!

11/9(土)、10(日)の2日間に開催された森林文化アカデミーの学園祭(翔楓祭)に合わせて、今年も野生きのこの展示を行いました(オープンカレッジの1企画として実施)。展示したきのこはこの時期に主に美濃地方で見られるもので、当然生のもの!種数にして85種。昨年より20種程度多くなりました!今年は全体に秋のきのこの発生が遅れていたようで、展示前一週間の学生実習などで多くの種を採取することができました。

キノコ展2019の様子

ずらっと並ぶきのこ達

これだけのきのこをいつ集めてきたのかという質問を何回か受けました。先に書いた通り、多くは展示前の一週間くらいで集めたものなのですが、身近な森林に多くのきのこが存在しているという認識があまりなく、これだけ集めるのは大変だと思われるのでしょう。短期間での同定や整理は手間がかかりますが、集めること自体は実はそれほど大変ではなかったりします。
何れにしても、この展示を通して身の回りの自然の豊かさに気づいていただけたものと思います。

オワライタケの展示

エンジニア科の学生が採取したオオワライタケは、その大きさもあり大人気。写真に撮る人が多数いました。

今回も、展示会場には100名を超える方々にご来場いただきました。また今回展示したきのこの収集にあたっては、森林文化アカデミーのエンジニア科、クリエーター科の在校生にも実習などを通して協力してもらいました。来場していただいた方々、協力していただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。(津田 格)

 

(以下、展示したきのこです。五十音順)アイカワタケ、アイコウヤクタケ、アオゾメタケ、アカカバイロタケ、アカハツ、アカモミタケ、アケボノアワタケ、アズマタケ、アラゲカワラタケ、ウスムラサキシメジ、ウズラタケ、オオゴムタケ、オオワライタケ、カイガラタケ、カバイロツルタケ、カラカサタケ、カラカサタケ、カワムラフウセンタケ、カワラタケ、カワリハツ、キアシグロタケ、キイボカサタケ、キカイガラタケ、キチチタケ、キハツダケ、キホコリタケ、クサウラベニタケ(広義)、クジラタケ、クチベニタケ、クリタケ、コガネニカワタケ、コタマゴテングタケ、コムラサキシメジ、サヤナギナタタケ?、シイタケ、シラタマタケ、シロカイメンタケ、シロシメジ、シワタケ、スギヒラタケ、ズキンタケ、スッポンタケ、ダイダイタケ、チチタケ属の一種、チビホコリタケ、チャウロコタケ、チャカイガラタケ、ツガサルノコシカケ、ツキヨタケ、ツチグリ、ツネノチャダイゴケ、ツヤウチワタケ、テングタケ、テングツルタケ、ナカグロモリノカサ、ナラタケ、ニオイコベニタケ、ニガクリタケ、ヌメリイグチ、ヌメリスギタケモドキ、ヌメリツバイグチ近似種、ネンドタケ、ノウタケ、ノウタケ、バカマツタケ、ハカワラタケ、ハタケシメジ、ハチノスタケ、ハツタケ、ハナウロコタケ、ヒイロタケ、ヒナノヒガサ、ヒメカタショウロ、ヒメワカフサタケ?、ビョウタケ、ヒラタケ、ホウネンタケ、ホウロクタケ、ホコリタケ、マスタケ、マンネンタケ、ミイロアミタケ、ミドリスギタケ、ミネシメジ、ムササビタケ、ムジナタケ、ムラサキシメジ