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2016年12月09日(金)

木質材料 授業報告

クリエーター科とエンジニア科が受講している「木質材料」の授業が大詰めを迎えています。

春に製材を行い、半年以上、天然乾燥をかけながらデータ取りをしたこの授業も間もなく終了です。

まとめの講義を前に、最後の試験を行いました。

最後の試験とは破壊試験。

今まで手塩にかけて乾燥させ、データを取ってきた木材に破壊されるまで荷重をかけ、その強度を測る試験です。

 

今回は「三等分点四点荷重」による曲げ試験を行いました。

このまま材料に破壊に至るまで荷重を与えます。

荷重の大きさとひずみ量を記録し、曲げ強度と曲げヤング係数を求めます。

 

かかっている荷重は分かりやすく表示されます。

赤い針は木材にかけた最大荷重を、黒い針は現在木材にかかっている荷重を示しています。

つまり、この写真は一度木材が破壊され、更に粘っている木材に荷重をかけている時に撮影したものです。

破壊される際には非常に大きく、乾いた音がします。

材によっても破壊される形状や方向、破壊時の荷重が異なります。

今回はヒノキとスギを用いて試験をしましたが、27kN~52kNと、破壊時の荷重にも大きく幅がありました。

 

いよいよ次はこの授業最後の講義です。

これまでのデータをまとめ、処理します。

半年以上をかけて実験してきた16本の木材の実験結果が明らかになります。

個人的には非破壊検査で算出した曲げヤング係数と破壊試験の結果得られた数値がどれほど違うのか、確認できることが楽しみです。

 

しかし、破壊試験開始当初は1本あたり30分以上かかっていましたが、後半は10分ほどで試験をこなす学生たち。

半年以上、チームを組んで実験をしてきたので、見事な作業分担の結果となりました。

その為、試験の最後にはアカデミーらしく(?)青空教室を開く時間も。

以上、紅葉きれいな青空教室からの報告でした。

 

文責:クリエーター科1年 玉置


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