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2020年12月23日(水)

令和2年度 第13回岐阜県地域森林監理士養成研修を開催しました

今回の木材流通に関する研修は、2日間にわたり学びます。

1日目(10月7日)の午前の時間は座学、午後は、製材工場や木材市場などを視察して回りました。

 

森林技術開発・支援センター産学官連携係 中通係長から「スギ等の流通・加工・新たな展開」についての講義です。

 木材の利用を増やすには、まずそのマーケットについて知ることが大切です。当然のことのようですが、林業・木材業界はなかなかそこができていないのが課題となっています。なぜ、そうなってしまうのかについて、さらに深堀りして説明しました。

  例えば、「大きいサイズの丸太が売れない。」この問題には、製材所での、作業の効率や機械の性能の事情。大きな木材から製材するとなると木材の芯を外すことにより、反りが生じるという木材の性質の事情などの問題が絡んできます。こういった事情を理解しないと、マーケットを知るだけではアプローチができないということが分かりました。

複雑な木材の流通事情を知ることで、岐阜県地域森林監理士として何ができるかを考えるきっかけとなりました。

 

講義を受けたのち、2つの製材工場の視察を行いました。

 

視察先の1つ目は、「長良川木材事業協同組合」です。

講師の岐阜県森林組合連合会岐阜共販所 赤池所長により、こちらの仕分け土場ではどのような判断基準で材が仕分けられているのか。その規格について教わりました。林業事業体が考えている仕分け基準と、実際の基準では若干のずれがあることがわかりました。このことから、山土場での仕分け時に、森林技術者がニーズを把握していれば、仕分けの精度や基準も異なる可能性があり、もっと売上を伸ばせることがわかりました。

 

視察先の2つめは、美濃建築製品センター株式会社です。センターの特徴は大径木も扱っているところです。また、原木の伐採から製材・加工・乾燥までを一気通貫で行っているところも大きな特徴です。

講師の田中専務からは、外国産材や国産材、建築用材や土木用資材等幅広い品揃えを行うことで、ニーズに細かく対応されていること、流通加工の立場からどのような規格で各用途に仕分け、加工しているかについて教わりました。


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