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2020年11月06日(金)

令和2年度 岐阜県地域森林監理士養成研修修了証授与

 本日は、令和2年度 岐阜県地域森林監理士養成研修の最後の講義、講義終了後、修了証授与式を行いました。

 

1. 国外情勢

  講師:県産材流通課 消費対策係  技術主査 三輪 哲司

 この時間では、木材の輸出入について、どのような取組みが行われているかを、世界、日本、県と範囲を変えて説明がありました。

 最初に、世界の輸出入の状況、特に、それぞれの国の方針により関税額が大きく異なっていることについて説明がありました。

 次は、日本の状況です。日本の輸出目標は、キノコなどの特用林産物や原木・製品も含めた林産物全体の金額として、2012年で120億円、2016年で190億円、そして2020年には250億円を目標に掲げています。

 中間となる2016年は目標に対して、268億円の実績があり順調にクリアしていました。しかし、2020年には新型コロナウイルスの影響で減少傾向にあり、目標の達成が難しいと見込まれています。

 このような状況を踏まえ、岐阜県での輸出に対する取組みとして、最初、平成26年に輸出に積極的な木材関連事業者の方を集めて協議会を立上げました。当初は、韓国への輸出に力を入れて、住宅展示会への出展や技術セミナーを行うなどの活動により順調に輸出量を伸ばしていましたが、日韓関係の悪化と韓国国内の経済状況低迷により伸び悩んだことから、台湾を第二の輸出国と捉えて、台北市内のインテリアショールームの一角を借り上げ、県産材製品の展示・販売などを行っています。

 さらに、第三の輸出先の中国でも、セミナーや商談会を始めましたが、今年度は、新型コロナウイルスの影響により、思わしく進めることができませんでした。

 今後は、岐阜県として、このような状況下でもリモートでの説明会を行うなど、これまで築いてきた繋がりを維持していくことが重要です。

 輸出入等の国際情勢は、研修生自らが積極的に情報を集めないと、知ることができないものです。研修生にとって、今回の講義では、国・岐阜県が行っている海外戦略について知ることでき、広い視野で林業・木材産業について考えるきっかけになったことと思います。

2.考課試験

 これまで、岐阜県地域森林監理士養成研修を行ってきましたが、今回が最終日です。

この時間は、16回にわたる研修の理解度を図る目的で、考課試験を行いました。

 

3.地域課題研究  最終発表                              

 午後からは、研修生がこの研修期間に進めていた『地域課題研修』の取組発表です。

 研修生の皆さんが発表されたテーマは、

 

 平井氏「森林環境譲与税を活用した新たな担い手の育成と確保のしくみ」

 

 水野氏「林業経営に適した森林の判断基準の検討」

 

 良雪氏「中津川市における森林経営管理制度の取組提案」

 

 八賀氏「高山市における森林経営管理制度の運用方針」

 各々の発表後には、他の研修生や県の林業普及指導員からの質疑応答、今後の進め方などに対するアドバイスがありました。

 

4.修了証授与式

 岐阜県立森林文化アカデミー 長沼副学長から修了証の授与がありました。

 修了証授与後、長沼副学長から 「これまでの研修で学んだ知識を活用して、各地域の課題解決に取組んでほしい。」 と今回の修了者に対して激励の言葉ありました。

 4名の研修修了者の皆様、回りで支えて下さった方々お疲れさまでした。

 これで研修は終了ですが、岐阜県地域森林監理士として認定されるには、小論文と面接による認定試験が控えています。

 研修生修了者の皆様は、岐阜県地域森林監理士認定までもうひと頑張りです。


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