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2019年10月04日(金)

令和元年度第1回施業プランナー技術維持研修を開催しました

と き:令和元年9月4日(水) 10:00~16:00

ところ:郡上市役所大和振興事務所会議室及び郡上市有林

 

(1)森の通信簿手法を用いた森林機能評価(実習)    10:00~14:00

岐阜大学 工学部 社会基盤工学科 篠田 成郎 教授

 

本日は、午前中に講義をした後に、午後から実習という流れでしたが、あいにく、午後から雨の予報が出ていたため、急遽午前中に実習に行き、午後から講義となりました。

実習では、「森の通信簿」と題して、その林分の生態的な健全度(立木、土壌、植生)を計測して、総合的に評価しました。次に、「川の調査」として、流速・水量の測定を行った後、水の濁り具合を計測しました。また、地下水が地表面に出てきている箇所を確認しました。

これらを通じて、感覚的に把握している森林や川の様子を定量的に計測し、森林施業の効果測定に活かす方法を学びました。

 

 

(2)流域環境を改善するための人工林施業の考え方と簡易的な森林機能評価

14:30~16:00

岐阜大学 工学部 社会基盤工学科 篠田 成郎 教授

 

午後からは、間伐などの人工林の整備方法により、その流域にどのような影響を及ぼしているのかというテーマについて篠田教授よりご講義いただきました。

講義では、間伐を行い、手入れをされている森林と、手入れが不足している森林とでは、土壌中における水分量に違いが生じること。間伐を行うことによって、土壌内の水分の保持機能が向上するという実験結果が得られたことが紹介されました。

では、間伐をすればするほど、この土壌内の水分の保持機能が向上するのかと言えばそうとも言い切れず、土壌が多層構造になっている場合であれば、強度間伐をしても降雨による土壌流出は発生しにくいものの、土壌の層が薄い場合は、強度間伐を行うことによって、降雨時における土壌流出が発生しやすくなる可能性があるとのことでした。

最後に、これら森林の持つ機能を簡易的に測る評価方法実習で行った評価方法・結果を基に再度森の評価のご紹介をいただきました。

 

 


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