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2018年02月02日(金)

クリエーター科の池富士さんが広葉樹の樹種特性発表

 平成29年度の岐阜県森林。林業関係合同発表会が、関市の「わかくさプラザ」で開催され、岐阜県下から200名を超える参加者の中、池富士 裕さんが、『雑木需要工場のためのデータ作り』と題して発表しました。

 

 

 木工のイベントを通して、木材の使い手が「様々な広葉樹の特性データを欲しがっている」ことに気づき、新しい地域材利用の観点や新たな商品開発の起点になればと、今回の研究に取り組んだそうです。

 

 そこで岐阜県内で入手した20種の雑木の密度や収縮性、強度(曲がりやすさ)などを独自の視点で椅子部材用の試験を実施したものを発表してくれました。

 

 20種のうち、リョウブは最も大きく楕円形に収縮し、チョウセンミネバリやクリは比較的収縮しない。

 ヤマボウシは重く、イスノキ並みの重さがある割には、強くないなどの樹種特性が見られました。

 こうしたデータの積み重ねが、山側と使い手をつなぐ共通言語になれば、彼の研究は実を結びます。

 

 

 今回の発表は、岐阜県の林業普及指導員、岐阜県森林研究所、岐阜県立郡上高校、中部森林管理局東濃森林管理署から合計7組の発表がありました。

 

 また会場の外では、森林研究所の成果のパネル展示や、岐阜県森林技術開発・普及コンソーシアム会員提供のパディーウォッチも展示されていました。

 

 

 岐阜県は「100年先を見据えた森づくり」を目指し、その担い手となる人材育成にも力を入れています。そうした若い担い手が研究成果を発表する場の提供も重要だと感じました。

 以上報告、JIRIこと川尻秀樹でした。


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