「部材をつくる」第2回~ACパネル作製~(自力建設2022「丁稚基地」)
自力建設の「部材をつくる」の第2回を行いました。
今回は自力建設で使用するアカデミーパネル(通称:ACパネル)の作製を教わりました。ACパネルとは幅120mm程度、厚さ30mm程度の板材を張り合わせてパネルにしたもので、壁の耐力壁や屋根の水平構面に使用します。
まず、吉野先生からアカデミーの伝統工法?!を教わります。
次に4面モルダーを使って板材を所望の寸法に調整です。
その前に、4面モルダーにしっかりと注油。この作業を怠ると装置を壊しかねません。
操作法をもう一度確認。
流れ作業で木取りを進めます。
次に、木取りの済んだ材を接着していきます。接合にはビスケットジョイントを使用。
美味しそうな名前ですが、食べられません!ビスケットカッターで溝加工してビスケットを差し込みます。
接着剤を塗ってビスケットジョイントを頼りに貼りあせてせていきます。
張り合わせた材を圧着装置(コールドプレス)に設置して圧力をかけて密着させます。掛ける力は1m2あたりに普通自動車100台分!(1t/台換算)。
今日の作業はここまで。ACパネルの作製始めを記念して記念撮影!
木造建築専攻1年 杉山