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2016年11月24日(木)

林木育種・育苗 2016 第7回

今回の林木育種・育苗の授業では,2016年10月7日のブログで報告した,採種園で採取してきたヒノキ種子の選別を行いました。
採取してきた球果は,重さを測定後,トレイにあけて標本乾燥室で乾燥させてありました。ヒノキの球果は乾燥すると割れ目が入り,種子が外に出てきます。それを球果と種子により分けます。

 

161124%e6%9e%97%e6%9c%a8%e8%82%b2%e7%a8%ae%e8%82%b2%e8%8b%973乾燥した球果です。

 

161124%e6%9e%97%e6%9c%a8%e8%82%b2%e7%a8%ae%e8%82%b2%e8%8b%974ヒノキの種子です。

 

161124%e6%9e%97%e6%9c%a8%e8%82%b2%e7%a8%ae%e8%82%b2%e8%8b%971球果を振って隙間に入っている種子を取り出します。せっかくいただいたものなので,よく目をこらして一粒残さず回収しました。

161124%e6%9e%97%e6%9c%a8%e8%82%b2%e7%a8%ae%e8%82%b2%e8%8b%972より分けた後で種子の数を数えました。全部数えると大変なので,1000粒数えてその重さ(1000粒重)を測定し,全体の重さから割り出します。皆で手分けして1000粒を数えました。

今回は4つの母樹から種子を採取させてもらいました。それらの重さや粒数は以下のとおりです。

母樹 球果生重(g) 種子重(g) 1000粒重(g) 粒数
付知耐凍38号 2,689 269.86 2.11 127,896
大和耐凍14号 3,236 348.10 2.18 159,678
大和耐凍15号 876 89.30 2.18 40,963
清見耐凍30号 488 44.01 2.48 17,746

白鳥の林木育種事業地で球果を採取した際に,担当の霞さんに教えていただいたように,種子重が球果生重の約1/10になっているのが良く分かります。覚えやすい数字なので,作業してくれたエンジニア科のみなさん,しっかり記憶しておいて下さいね。

これらの種子は冷凍保存され,来年の春に新1年生の種まきに使われます。どんな実生が育つのか楽しみですね。

報告:玉木(教員)


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