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2017年11月11日(土)

”翔楓祭”開幕!視察も多いです。森林文化アカデミー

本日(11/11)と明日(11/12)は、岐阜県立森林文化アカデミーでは学園祭「翔楓祭(しょうふうさい)」を実施しています。
同時開催で「オープンキャンパス」も実施しています。

写真は開会式の様子です。

御都合の宜しい方は、この2日間でアカデミーへいらしてみてはいかがでしょうか。

 

日経BP社さんによる行政視察に関する受け入れ実態調査の結果が発表されました。調査対象は47都道府県および1741市町村です。

その調査の結果、全国自治体・視察件数ランキング2017、自治体別・視察件数が多い事業一覧にて、

岐阜県立森林文化アカデミーが挙げられています。

主な視察の目的として、地方自治体による林業大学校の新規設立の検討のため、先行している本校の教育内容や施設整備等を調査するほか、本校が実施している地域の自治体と連携した地域振興策の取組みや、木育・環境教育の取組み等の事例調査ということが述べられています。

木造建築専攻の立場からでは、木造建築を学ぶことができる教育機関も日本には少ないという現状がありますし、「森林」や「木」をキーワードに林業から木造建築まで一貫した教育がなされているのは日本全国でも唯一無二とっても過言ではありません。

また、「木造建築病理学」という木造建築の改修に関する授業科目も2006年に日本で初めて設置しています。木材の耐久性に関する観点や、木材を改修しながら利用していくという観点などから新国立競技場の設計チームの方々も視察にいらっしゃいました。

さらに、実務者向けの充実した研修「専門技術者研修」なども岐阜県内外から非常に評価されています。学生だけではなく実務者の方々のスキルアップを担う次世代の学校として、新しいスタイルの教育として位置づけられています。

そういった状況下ですので、2001年(17年前)開学の岐阜県立森林文化アカデミーですが、今でも視察者が絶えないのではないでしょうか。

 

それから、今週は「日独林業シンポジウム」と「日独林業シンポジウム・木造建築分科会」を実施しておりました。日本とドイツにおける木造建築に関する課題などが話題となりました。

さらに、11/24(金)に「第6回 緑豊かな清流の国ぎふづくり 県民フォーラム」が、ぎふ清流文化プラザ2階 長良川ホール にて開催されます。そこでは、ドイツ人建築デザイナーであるカール・ベンクス氏による講演 「古民家再生による里山の魅力発信」もあります。

詳細は下記PDFをご覧ください。

20171124_forum

准教授  小原 勝彦