2021年07月16日(金)
夏の林業といえばコレ!「刈払機の操作」
林業といえばチェーンソーのイメージが強いですが
この季節の林業の大切な作業
それは【下刈り】です
アカデミーでは実習として刈払機の安全衛生教育を修了し
平地での操作とともに傾斜地での下刈りも行います

まずは平地での操作に慣れます

慣れてきたころに傾斜地での操作
先日は実習地として高鷲町の山林へ赴き
植栽から5年程度の植林地で下刈りを行いました
場所によっては人の背丈よりも育ったカヤやタケニグサ等の草本類

人がスッポリ隠れてしまう程の草
一見あまり植林された樹が残っていないように感じます
焦らず安全に、確実に、刈払機と造林鎌で草を刈っていきます
時には手作業で丁寧に、苗木が元気に育ちますように!
すると草の中から苗木が顔を出し始めます

下刈り前はこんな草が茂っていましたが

終盤には苗木の姿がはっきり見えます
下刈りを行うことで
草による蒸れ、日陰になって生育不良、ツルの巻き付きでの樹形異常
等を防ぐことができます。
暑く大変な時期に、人と同様に苗木へも風通しを良くしてあげることが大切なんです
標高が高いとはいえ、晴天(撤収時には土砂降り)の中エンジニア科の1年生が頑張ってくれました!
最後に作業後の現場を背景に「イェーーイ!」
お疲れさまでした~
以上
報告:担当 新津裕(ユタ)より