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2019年10月12日(土)

自力建設Cobiki「基礎工事」根切りと配筋

皆さんこんにちは。大工合宿も終わり、自力建設も後半戦に突入してきました。今回は9月~10月にかけて行われた、基礎工事の紹介です。

自力建設2019基礎工事1

まず建物の位置を出し、木材で囲いを作ります。この作業は「丁張り」といって基礎の位置と深さの基準を出す作業です。これを行った後、土を掘っていきます。Cobikiの基礎は9.6m×4.4mの広さがあり、人力での作業は大変なものでした。話す体力も無くなり、黙々と地面を掘り進めていきます。

自力建設2019基礎工事2

地面を掘った後はこんな感じです。結構な土の量になりました。

自力建設2019基礎工事3

次に砕石を敷いて転圧機で固めます。歩くと崩れかけていた地面も、転圧により安定感がでてきました。

自力建設2019基礎工事4

段々と雰囲気が出てきました。ここまでくると達成感が出てきます。

自力建設2019基礎工事5

地面を固めた後は、基礎の骨組みである配筋を組んでいきます。配筋を並べ、結束線で縛り固定します。ハッカーという道具を使い、結束線を回しながら結び付けます。上手くできると癖になる気持ち良さがあります。回しすぎにより多くの結束線を切ってしまいました。

自力建設2019基礎工事6

次に基礎工事の山場である、シース管のセットをしました。柱から出ているDボルトを、基礎に埋め込んだシース管の中に入れ、柱と基礎を固定します。シース管のセットがずれると、柱が立たなくなるという、精度が求められる作業です。修正に次ぐ修正の末、なんとかセット出する事が出来ました。

自力建設2019基礎工事7

アンカーボルトもセットし、次回からは基礎コンクリートを打っていきます。難所が多い基礎工事ですが、頑張っていこうと思います。次回の自力建設ブログもお楽しみに!!

 

木造建築専攻 松下