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2018年06月25日(月)

自力建設2018「森のいちだんらく」電気と給排水、どうする?

みなさんこんにちは、木造建築専攻1年の滝川麻衣です。今年度の自力建設の電気や給排水設備について、実際の工事でお世話になる方々と打ち合わせがありましたのでご報告します。

給排水を担当してくださるのは関市にある奥田電気さん、電気設備を担当してくださるのが、美濃市にある光秀工業さんです。ご紹介してくださったのは、私たち学生の心強い味方、T-PLAN建築工房の田口智樹(たぐちともき)さん。長年自力建設に関わってくださっている外部講師の方で、私のような建築を知らない学生とのやりとりにも慣れておられる頼もしいお方です。

さてさて、今年度は新築の建物のほか、2006年度の自力建設で建てられた『桂の湯殿』の改築も行います。ということで、既にある桂の湯殿の給排水、配電の状態を確認。

「ミニキッチンでIHコンロを使うなら新しい電源を引っ張ってくる必要がありそうだな。」「クーラーは一番小さいサイズなら問題なさそうだ。」などなど、既にある電源で新しい電気設備を設置することが可能かどうかを、現場を見ながら検討していきます。

『桂の湯殿』のシャワー用に設置されたペレットボイラーの貯水タンク。このタンクにつながる給配水管をどうやって新たに設置する太陽熱温水器につなげるのかを考えます。ただつなげるだけでなく、建物の美しさを損なわない一番良い方法を検討します。

改築ではもともと屋外だった部分に屋根と壁を新たにつくり室内化します。そのため、シャワー室の換気扇出口をどう外にのばすかも検討しました。桂の湯殿は非常に複雑な作りをしているので、新しく屋根をつけるだけでも検討事項がたくさんあります。

今回の打ち合わせを踏まえ、見積もりに必要な図面や設備リストの準備を進めていきます。今年度の建築専攻1年生は全員建築未経験者ということで、それぞれ苦悩しながらもみんなで夜遅くまで頑張っております。そんな私たちに辛抱強くやさしく(時にはもちろん厳しく)応えてくれる先生方、講師の方々には本当に感謝です。

『なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも』

ということで、間近に迫る締め切りに間に合うようにみんなで頑張ります!

 

木造建築専攻1年 滝川麻衣