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2017年11月23日(木)

『あんな樹 こんな樹―樹から生まれたこものたち―』開催しました!

先日行われた翔楓祭の中で木工展示会を行いました。これは『展示会の企画と運営』という授業の一環で、7名の学生が企画から展示の構成、会場に設置するパネルやキャプション作り、広報、ギャラリートークの企画といった仕事を分担して行いました。

これまで木や木材の加工などについて学んできた中で、樹種によってそれぞれ個性があることに気づかされ、そこに魅力を感じていました。そこで、『あんな樹 こんな木―樹から生まれたこものたち―』というテーマで、見に来た方にも樹種による違いを感じてもらえるようにという思いで、これまでの制作物の中でも小物を中心に展示を構成しました。場所は、普段は机が並び授業が行われる講義室で、そこを学校の備品としてあるものを活用しながら展示会場へと作りあげました。展示の最後には、木の卵を使った樹種あてクイズを設け、木を削ることも楽しんでもらうために景品として木の端材とサンドペーパーをセットにしたものを用意しました。それを磨いて木のボタンやアクセサリー、カードスタンドとして使えるというものです。また、実際に樹を見に行くことも出来るように学内の樹種マップも掲示しました。

どれくらいの方に見に来ていただけるだろうかという不安もありましたが、嬉しいことに、子どもから大人までたくさんの方が来て下さり、2日間合わせて約200名の来場がありました。樹種あてクイズも、子どもだけでなく大人の方も挑戦して楽しんで下さり、景品も喜んで持ち帰って行きました。中には間違えたところを再度挑戦し、全問正解するまで粘って頑張る小学生などもいて、そういった姿を見ることができたことがとても嬉しいことでした。

2日目に行ったギャラリートークは、事前の宣伝が不十分な面もありましたが、思っていたよりたくさんの方が集まって下さいました。自分が学校へ入学した背景や、作品への思いなど、どの学生もリハーサル以上に語ってしまったため、時間が長引いたにも関わらず、皆さん最後までじっくり聞いていって下さいました。

このような展示会を企画することは、どの学生にとっても初めての経験だったので、それぞれが手探りの状態で作業を進めることになり、様々な難しさがありました。まず、初めのテーマ設定の時点でもっと構想を具体的に詰める必要があった、仕事の分担に関する認識をお互いに共有するべきだったという反省がありました。また、講義室を展示空間にするために、何を使ってどう配置するか、照明器具をどうやって設置するかという難しさもありました。

 

当日の動きも、事前確認があまりなかったためにセッティングに手間取ったり、来場者に対応しきれない場面があるなど、想定外のこともいくつか起きました。それでも、事故などもなく無事に終えることが出来たのは良かったと思います。

様々な場面で壁がありましたが、お互いに相談し合い進めていったことで、結果的には満足のいく展示空間を作り上げることができたと思います。また、たくさんの学びにつながりました。今回の経験がそれぞれのこれからに活きてくれば良いなと思います。

 

クリエーター科1年 山路今日子


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