林業専攻
卒業生の進路

大野 将伸 -家業(林業)を継ぐために日々精進-

家業(林業)を継ぐために日々精進

伐採現場にて

プロフィール

1987年 生まれ 株式会社カネキ木材 勤務

 

学生時代を関東で過ごし、卒業後は岐阜県内のコーヒー専門店で働いていた。ぼんやりと将来について考えていた時、カネキ木材の社長である父から一緒に林業をやらないかと声をかけられた。会社に沢山ある林業機械にも関心があったので、林業の世界で働くことを決意し,岐阜県立森林文化アカデミーへ入学。林業の基礎を学び,卒業と同時にこの世界へ入る。

 

 

質問1)今の仕事内容を教えてください

グラップル、スイングヤーダ、タワーヤーダ等の林業機械を操作しています。枝払いや玉切り、伐採等についても、少しずつ経験を積んで勉強しています。

 

質問2)今の仕事のなかで「キツいな〜」と思うことと,やりがい(やっててよかった〜)に感じることを教えてください

正直、林業を甘く見ていました。こうやりたいと頭では考えても、実際にやろうとすると上手くできずに悔しい思いをしています。でも、様々な林業機械を操作することができ、一連の技術を学べる環境に感謝しています。

 

質問3)難しいと感じることは何ですか?

林業の作業は、一つとして同じものがないところです。それぞれ状況が異なるため、その時の状況に合わせて、早く丁寧に仕事をすることが難しいです。

 

質問4)今後の目標を教えてください

手助けなく自分一人で木を伐採できるようになりたいです。3年以内を目標とし、一連の仕事を任せてもらえるよう日々努力しています。

 

森林のたより2017年9月号(No. 768)の記事「地域の人 これからの林業を担う若者達」を一部改変し掲載

 

 

グラップルによる木寄せ