森と木のクリエーター科林業専攻

6 他団体との連携

アカデミーでは,地域の行政や林業・林産業関係者が,さまざまな実習フィールドを提供してくれています。そのいくつかをご紹介します。

 

連携① 七宗国有林でのプロジェクト授業「野生動物捕獲技術」

 

この授業では,岐阜森林管理署と森林技術・支援センターの皆さんにお世話になりました。まずは,自らも罠猟師として、地元の有害鳥獣対策に取り組まれている岐阜森林管理署の松嶋総括地域林政調整官に中部地域での獣害の実態と罠猟に関する講義をしてもらいました。その後,七宗国有林へ移動し,現場での罠の設置と,実際に罠にかかったイノシシの捕獲の手順を体験させてもらいました。

 

岐阜森林管理署の松嶋総括地域林政調整官による講義

 

くくり罠の設置体験

 

 

 

連携② 「林業事例調査」で東白川村森林組合へ

 

この授業は,学生が気になる林業地を選び,自主的に見学に行くというものです。今回は東白川村森林組合に行ってきました。東白川村は東濃ヒノキの産地の一つとして有名な場所です。同組合の今井参事から,東白川村の森林管理の進め方や,機械の減価償却・販売についてなど,東白川村森林組合が行っている取り組みについてたくさんのことを勉強させてもらいました。大事に育てているヒノキも最近は価格が低迷しています。どうしたらヒノキを高く売ることができるのか,東白川村森林組合では新たな事業に次々と取り組んでいます。「FSC認証」は2003年の早い時期に取得しています。「J-VERカーボンオフセットクレジット」を活用した森林整備も行っており,材は都心の公共施設の内装材として使われているそうです。最後に,企業「サントリー」と整備している「サントリー天然水の森」を見学させてもらいました。

 

東白川村森林組合の原木市場

 

サントリー天然水の森

 

他にも市町村と連携し、市内の里山林を活用すべくアベマキを伐採して、小学校の机に使うプロジェクトがあるなど、アカデミーだけではなく、他の関係者と連携したプロジェクトを行うことで、実際の林業の現場の課題やニーズを体感することが出来ます。

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