森と木のクリエーター科 森林環境教育専攻

4 地域で生きる

山村地域で自分らしく生きる力を得る視点
地域づくりとローカル起業

森林空間や里山資源を利活用する視点を学び、山村のコミュニティ活性と環境保全を進めるために必要な、地域づくりとローカル起業にアプローチする人を育てます。 

主担当:小林謙一(こばけん) (准教授)

■森とつながる生き方を実現する

木を伐り、加工し、建てる

森林文化アカデミー(以下、アカデミー)に興味を持たれたみなさんはおそらく、これまでとは違う、新しい生き方やはたらき方をしたいと思っているのではないでしょうか? 2008年にアカデミーに入学した、私自身がそうでした。
21歳から20年間東京で働き、「次は森と関わる仕事がしたい」と悩んでいましたが、なかなか道が見つかりません。その時偶然見つけたのが本校でした。

 

 

卒業後、セルフビルドで家づくり

「こうやったら食べていける(稼げる)」というのは未だに自信がありませんが、「こっちに向かって生きていきたい」という方向性には迷わなりました。それは、アカデミーで過ごした時間で自分の「軸」を見つけたからです。

森につながる仲間を増やしたいと、卒業後は13年間、岐阜県郡上市で移住促進事業を手がけていました。森林率90%の郡上市で出会った人々は、地元の人も、そこに住みたいと移住する人も、新しい生き方を自らクリエイトする挑戦者たちでした。そして、人が育つ魅力的な地域は、岐阜県にはたくさんあります。

 

里山の暮らしを実現

予測困難な時代、「こうやったら食べていける(稼げる)」という「絶対解」はないかもしれません。でも、山村地域には「自然」と「人」という大きな資源があります。その可能性は未知数で、そして無限大です。
これからの生き方とはたらき方を自ら開拓する、そして山村から持続可能な社会を実現したい「仲間」を全力で応援します。森とつながる地域に飛び込み、いっしょに道を切り開いていきましょう。

 

■目指したい人財像と主な進路イメージ

・経営、マネジメント視点をもって事業やプロジェクトに参画できる人
・グローバル視点をもって、ローカル(中山間地域、山村地域)で活躍できる人
・中山間地域、山村地域に住みながら、森と人をつなぐことを実践する人

まちづくり団体、企業/中間支援組織/NPO/地域教育コーディネーター
/行政職員/マルチワーカー/移住創業/起業型・地域おこし協力隊、他

 

■この学びにつながる専門科目(小林主担当)

2025年度

全専攻共通

セルフデザインとファシリテーション

 

専攻・共通(※専攻全教員担当)

・森林環境教育専攻ゼミ
里山キャンパスプロジェクト実習

 

専攻・選択

ソーシャルデザイン
新しい社会的 仕組みの構築=「ソーシャルデザイン」のための視点を、中山間地域の現地フィールドワークを通して学びます。

地域を捉える視点を磨く(郡上市)

特別講義「日本人の森の思想」(前編)

特別講義「日本人の森の思想」(後編

地域の森に必要な「ビジョン」を描くには?(美濃市)

 

 

ローカルビジネス

自分らしい生き方を実現するために、ローカルで働くために必要な、プロデュースやディレクション、デザインなどのビジネス視点を磨きます。さらに森林資源を活用して新し

い価値を生み出すローカル起業について、その実践者から学びます。

遊び続けるための責任(郡上市)

人と風土をつなぐ翻訳者の役割(下呂市)

自然体験を通じた学びと地域文化の形成(下呂市)

 

<まちづくり>

山村地域に人が住み続けるためには、人が住み続けられる地域が必要です。そのために、地域で人が育つためにこれから必要とされる、多様な人々がつながるためのコミュニティ支援や、教育と地域づくりの連携を研究します。

コミュニティ・コミュニケーション
2023年 郡上市

2024年 美濃市

 

教育のまちづくり

2023年 徳島県神山町、海陽町

2024年 島根県益田市、津和野町、他

2024年 スタディツアー報告会

・2025年 島根県隠岐島前 海士町
 (報告会

 

 

 

森と木のエンジニア科 実習
山村資源利用演習(林産業コース)

 ‐ 2025/5/8 (郡上市・ジビエ)

 ‐ 2025/9/25(揖斐川町・薬草)

 ‐ 2026/11/5(飛騨市・わらび粉