木材開放試験室
木材のさまざまな性能を測定する施設群

木質材料を扱う施設群。新製品の開発や自社製品の品質向上を図るために行う材料試験、品質性能試験などの試験が行える施設です。 木材などの材料の性能を測定する様々な性能測定機器や、実大2階建て木質構造住宅を試験できる強度試験機などがあります。いろいろな実験を通して、定量的な性能を評価し、データを整理することを学ぶ場として利用します。また、授業以外の時間であっても、学生は自由に利用することができます。
こちらの施設は外部の方でもご利用が可能です。詳しくはこちらのページにてご確認ください。

せん断試験と油圧サーボ型加力機
最大負荷荷重150kN(静的加力)、ストローク±300mm、最大負荷速度50cm/secの性能を有する加力機。せん断試験を行う際に利用する。(設置されている壁は試験体)
せん断試験スペース
最大10m×4m×高さ6.6mまでの大きさの耐力壁や床構面等、実大実験をするスペース。(2002年度木造耐力壁ジャパンカップ・決勝トーナメント)
せん断試験で用いる測定機器
・高速ひずみ測定機 ×2
・スイッチボックス 50ch×2
・リール式変位計 2m型×3、1m型×4
・ピストン式変位計 300mm型×6、50mm型×25、25mm型×25など
木材開放試験室 試験機器一覧
実大強度試験機
圧縮100ton、曲げ50tonまでの荷重を加えることができ、最大スパン12mまでの試験が可能。
接合部強度試験機
接合部分などの強度を測定する機器。

万能試験機
無欠点材等の小試験体等をJISやJASに基づいて測定する機器。
木材加工棟 設備一覧
コールドプレス
4mまでの集成材が作成可能。
直角2面鉋盤
直角を成す2面を同時に鉋がけを行うときに使用。
製材棟 設備一覧
送材車付き帯鋸盤
原木からの試験材の作成に使用