2 森林管理技術
特色2 より実践的な森林管理技術を学ぶ
選木や獣害対策など、技術者に必要な森林管理技術について学びます。
選木について学ぶ
間伐において、どの木を残し、どの木を伐るか、選木について学びます。例えば
「このヒノキ林をあと20~30年は育てたい。そのために育成すべき個体を選抜し、育成木を育てるために除去すべき間伐木を選び、なぜその木を選んだのかという理由(その個体を伐る理由)を調査票に記せ」
というお題で選木を行い、評価を行います。
森林の獣害対策について学ぶ
森林を育成する場合、獣害対策が欠かせません。植林した苗木をウサギやシカに食べられる食害被害や、人工林の幹をシカに剥皮される剥皮害といった被害が広がっています。植林した苗木を守るための防除対策や、被害を与える野生動物を捕獲する捕獲対策について学びます。
実際に野生動物が通るルートを学生自ら観察し、くくり罠を設置する場所を検討します。実際に捕獲が出来た場合は、アカデミーにある「里山獣肉学舎」で解体作業も行います。