イベント
開催日:2018年10月11日 (木)

木造建築オープンセミナー in 建築総合展

森林文化アカデミーでは今年度、木造建築の設計に関わるさまざまな現状や課題を知ってもらい、この分野への進学や就業の参考にしてもらうための「木造建築オープンセミナー」を岐阜、愛知、富山、東京、大阪などで開催します。いわば森林文化アカデミーの「学校紹介&公開出前授業」です。

 

10月11日(木)は『木材の屋外利用について』がテーマ。講師は吉野安里・教授です。住宅の土台や外構部材(エクステリア)へ木材をつかう場合(使いたい場合)があります。最近では、土木的な利用もされるようになってきました。事例を踏まえて耐久性(耐朽性)について、対策や工夫を考察します。

10月12日(金)は『古民家再生に性能と美しさを』がテーマ。講師は松井匠・講師です。空き家率が30パーセントを超える日も遠くないとされ、住宅の除却と減築が提言される日本の住宅事情の中で「古民家」もその対象とされています。日本の街並みと生活をつくってきた「古民家」は、現代の暮らしに合ったかたちで美しく再生することができます。そのためには「古民家」を理解し、その良さを生かした設計・再生が重要です。地域の活性化にもつながる美しい古民家再生の要点についてお話します。

10月13日(土)は『今すぐできる!暮らしを考える環境家計簿』がテーマ。講師は辻 充孝・准教授です。辻 充孝准教授は、木造建築の温熱やエネルギーに関する研究や、建築実務者向けの専門技術者研修など実施しています。

当日は、暮らしを考えるきっかけとなる環境家計簿を紹介します。帰ってからすぐに活用できる環境家計簿のシートを配布し、豊かに暮らしながらどのようにエネルギーが減らせるか、私の自宅を紹介しつつ、省エネと豊かさの両立を紹介します。ここから心地いい暮らしを考えましょう。

 

会場は、名古屋市千種区にある吹上ホールです。建築総合展会場内のウッドカレッジにて開催します。

大学や専門学校などで建築を学んでいる方、建築の実務をしている方、将来的に木造建築の設計(意匠・構造など)への就業をお考えの方、特に森林文化アカデミーへ就学したいと考えている方を中心に、多くの方のご参加をお待ちしています。

協力:公益社団法人愛知建築士会・中部経済新聞社

〇日  時 平成30年10月11日(木)、10月12日(金)、10月13日(土)とも13:20~14:00

(13:10~ 会場受付【ウッドカレッジにて】)

〇場  所 建築総合展 名古屋2018(主催:公益社団法人愛知建築士会・中部経済新聞社)

会場内 ウッドカレッジ

〒464-0856 名古屋市千種区吹上二丁目6番3号(名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール)

地下鉄桜通線 吹上駅5番出口から徒歩5分

〇定  員 数名程度(先着順)

〇参加料 無料

下記申込みフォームから10月8日(月)までにお申し込み下さい。

お問い合わせは 、

岐阜県立森林文化アカデミーE-mail:info@forest.ac.jp

または TEL0575-35-2525 までお願いいたします。