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開催日:2017年11月08日 (水)

第2回 日独木造建築シンポジウム 開催

定員に達しましたので申し込み締め切りました。

11月8日(水)第2回日独木造建築シンポジウムを開催します。(日独林業シンポジウム2017の分科会の位置づけ)
今年のテーマは、「地域の木造建築の持ち味を活かすには」としました。

同時通訳、参加費無料、先着50名としています。興味のある方は早めに申し込んでください。会場は森林文化アカデミー(美濃市)です。

私も、ドイツに行く機会が何度かありましたが、気候、風土、暮らし方が明らかに異なり、ドイツの優れた考え方もそのままでは日本に応用できないと感じています。
木材においては、ドイツでは、腐朽菌やシロアリが日本に比べると圧倒的に少なく、木材が使いやすい環境であると感じました。昨年の第1回木造建築シンポではブナのLVLの構造梁の紹介を受けましたが、確かにドイツでは優勢種のブナの活用は有効そうですが、日本においては、JASもないことも含めて腐朽対策や劣化対策に課題があります。
また、生活スタイルにおいても、全館暖房が基本のドイツでは、心地いい室内環境ですが、家庭の暖房だけで国家全体の約2割のエネルギー消費となっており削減手法が割と明確です。日本では、日本における適切な手法があると考えます。

今回のシンポジウムでは、各分野の専門家をお招きして、両国の魅力や課題を再確認し、お互いが刺激しあいながら、その国らしい木造建築のあり方を考える機会になればと企画しました。

日本からは、木材の専門家として、名古屋大学の山崎真理子さんをお招きします。アカデミーの木造建築病理学でも古材の調査・診断の授業を受けもたれているのをはじめ、森林から木材まで深い知見をお持ちですので、日本の木材産業をどう見ているか楽しみです。

温熱、エネルギーの専門家として、首都大学東京・小泉アトリエの小泉雅生さんをお招きします。
小泉さんは、国立建築開発法人 建築研究所内のLCCM住宅を手掛けられ、デザイン性と省エネ、省資源等をバランスよく設計されており、幅広い知見をお持ちで、どのような話になるか楽しみです。

それぞれの専門家の視点で、日本の特徴を話していただきます。

午後からは、ドイツ ロッテンブルク大のデデリッヒ教授から、ドイツにおける、木材、温熱関係の特徴を話していただきます。

最後に、私や木材専門の吉野さん、大和リースの小林さんも入ってパネルディスカッションで、両国含め、それぞれの地域の魅力と新しい知見の取り入れ方などを議論したいと思います。

前日の11月7日(火)は、日独林業シンポジウム2017本体のシンポです。
宮大工の小川三夫棟梁の特別講演の後、学術講演を踏まえ、日独林業トークセッションが開催され、林業・木材産業を担う人材について話し合います。
こちらも同時通訳、先着300名です。(会場は岐阜市 岐阜グランドホテルです)

定員に達しましたので申し込み締め切りました。

准教授 辻 充孝


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