イベント
開催日:2022年07月22日 (金)

令和4年度 「広葉樹の木材利用と森づくり研修」(全3回)

期 日:令和4年7月22日(金)、9月16日(金)、10月3日(月)
会 場:第1回 森林文化アカデミー 多目的室(美濃市)、第2回 飛騨市内、第3回 未定

概要:
循環型資源利用の推進や温室効果ガス吸収源対策の必要性などから、広葉樹においても適切な整備と利用に関心が高まっていますが、スギ・ヒノキに比べて保育や利用に関する技術や知見の蓄積が少ないのが実情です。
この研修では、広葉樹の基本的な特性と整備の考え方を、講義と演習、県内の取組み事例を通じて学び、公益的・経済的に持続可能な森づくりに資する専門技術者の育成を目指します。

対象者:広葉樹の木材利用や広葉樹林の育成に関する知識の習得に意欲のある、岐阜県在住の森林施業関係者(スギ・ヒノキ等の森林整備、伐採、流通に関する技術・知識等を有する方)
費 用: 無料
定 員: 10人(先着順)   / 最少人数:3人

申込み先:申し込みフォームからお願いします。

申込期限: 令和4年7月11(月)

その他:

・新型コロナウィルス感染症の影響により、日程等が変更となる場合があります。
・全3回中2回以上受講した者に対しては修了証が交付できます。

各回概要:

■第1回
日にち 令和4年7月22日(金)
時間 9:30~16:30
区分 講義・演習
会場 森林文化アカデミー 多目的室(美濃市)、演習林
内容

「広葉樹育成の基礎、広葉樹の森林づくりの技術」
・広葉樹の基礎知識、広葉樹の森林づくりの技術、 図鑑の使い方
・森林の生態学的な見方、暖温帯における有用広葉樹の同定

持ち物

筆記用具、植物図鑑※、屋外で活動できる恰好、剪定ばさみ、採取した小枝・葉を入れる袋、弁当、飲料、保険証など。蜂アレルギーや熱中症対策を必要に応じて各自準備のこと

※植物図鑑(参考):「山溪ハンディ図鑑 14 増補改訂 樹木の葉」林 将之著(山と渓谷社)、「葉でわかる樹木 625種の検索」馬場多久男著(信濃毎日新聞社)、以下増刷終了「検索入門 樹木」①・②または統合版 尼川大録・長田武正共著(保育社)など、左記に関わらず、お手持ちの図鑑をご用意ください。

 

■第2回
日にち 令和4年9月16日(金)
時間 10:00~16:00 (9:30 飛騨市宮川地内に集合します)
区分 現地研修
会場 飛騨市宮川地内飛騨市有林、飛騨市古川町内
内容 「広葉樹の循環利用に向けた事例検討 ―収益性の高い広葉樹資源利用にむけてー」
・葉樹材生産予定森林(市有林) での演習(用材利用に向けた、立木状態での伐採・造材検討)
・小径広葉樹流通拠点及び広葉樹専門製材所の視察による研修
持ち物 筆記用具、屋外で活動できる恰好、ヘルメット等の安全具、昼食、飲料、保険証など。蜂アレルギーや熱中症対策を必要に応じて各自準備のこと

 

■第3回
日にち 令和4年10月3日(月)
時間 10:00~15:30 (予定)
区分 現地研修
会場 調整中(岐阜県内)
内容 「広葉樹人工林の施業技術」
・有用広葉樹の育成技術(現地研修)
・意見交換会(屋内)柱頭柱脚接合部の引抜力の計算と接合金物の検定
持ち物 筆記用具、屋外で活動できる恰好、ヘルメット等の安全具、昼食、飲料、保険証など。蜂アレルギーや熱中症対策を必要に応じて各自準備のこと

 

問合せ先

内容の詳細については下記担当者までお問合せください。
岐阜県森林文化アカデミー 森林技術開発・支援センター 技術普及係
TEL: 0575-35-2535 メール:info@forest.ac.jp